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iOS 16でようやくヘルスケア、探す、時計アプリの削除が可能に

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Yusuke Sakakura公開日:2022/06/10 13:30
iOS 16でようやくヘルスケア、探す、時計アプリの削除が可能に

2016年9月に配信されたiOS 10にて、iPhoneやiPadに最初から入っているプリインストールアプリ(標準アプリ)を削除できるようになりました。ホーム画面に無駄なアプリを置きたくない人にとっては嬉しい機能です。

iOS 10が公開された当初は11個の標準アプリのみ削除可能で、増やせるiPhoneの空き容量はわずか150MB以下のみでしたが、iOS 15では25個の標準アプリを削除することができます。

Appleが2022年秋に公開予定のiOS 16では、さらにヘルスケア、探す、時計アプリの削除が可能になることがわかりました。

アプリの完全削除はできず

標準アプリの削除機能は、ホーム画面を整理できるだけでなくiPhoneの空き容量を増やすこともできます。容量不足で困っている人にとって削除対象のアプリが拡大したのは嬉しいこと。特にヘルスケアアプリは多くの容量を消費します。自分のiPhoneでは、500MB以上の容量を消費していました。

ただし、アプリを削除してもすべてのデータが削除されるわけではありません。Appleはアイコンやユーザデータなどは削除されるものの、コアデータはデバイス内に残ると説明しています。

例えば、探すアプリを削除してもApple IDにリンクされた人やデバイス、アイテムなどのデータは残ります。アプリを削除したiPhoneからAirTagやAirPodsの位置を特定することはできませんが、別のデバイスから探すアプリを削除したiPhoneの位置を特定したり、音を鳴らすことは可能です。

iOS 16では、Safariや電話、メッセージ、App Storeなど、ごくわずかな標準アプリを残して削除できますが、削除するアプリによって増やせる空き容量は大きく異なります。想像している通り時計アプリを削除しても空き容量を大きく増やすことはできないでしょう。

Appleが積極的に削除できるアプリを増やしている理由について、9to5Macは標準アプリの削除機能について独占禁止法が関係している可能性があると指摘しています。EUでは、アプリのプリインストールを禁止される可能性があり、アプリをインストールするか許可を取ることで、競争を公平化するのではないかといった報道もありました。

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