マイクロソフトが1万円〜2万円台のWindowsタブレットを販売すると日本経済新聞が伝えました。
日本では12月中旬に1万円と2万円のタブレット2機種を発売へ
日本経済新聞によると、マイクロソフトは年末年始に10機種以上の低価格タブレットを日本で発売するとのこと。
米マイクロソフト(MS)が1万~2万円台の低価格タブレット(多機能携帯端末)市場に本格参入する。EMS(電子機器の製造受託サービス)に技術を直接供与、メーカーや量販店などがMSの基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」を搭載したタブレットを現行の半額以下で発売できるようにした。日本では年末年始に10機種以上を投入。低価格帯で強い米グーグルのOS「アンドロイド」に対抗する。
引用元:「ウィンドウズ」タブレット、1万~2万円台で 米MS :日本経済新聞
発売される機種と発売日も抽象的ながらも明らかにされており、12月中旬に1万2980円で7インチのタブレットを、12日には2万円前後で8インチのタブレットが販売されるようです。
年末商戦を制するのはiPadか、Nexusか、それともWindowsタブレットか
マイクロソフトは、PC市場では圧倒的なシェアを誇るものの、タブレットではアップルのiPadとグーグルのAndroid相手に苦戦をしており、BCNの調査結果によればiOSとAndroidが40%近いシェアを誇るなか、Windowsタブレットは半分にも満たない15%となっています。
また、日本国内における2014年上半期のタブレット販売台数では、Nexus 7など低価格のタブレットを多数販売するASUSのシェアがアップルを上回るなど、ユーザーは低価格タブレットに手を伸ばしやすい状況にあることから、低価格タブレットを販売し、現在の倍となる30%のシェアを獲得する狙いがあるようです。
これからクリスマスや正月など、年末商戦を迎えることになりますが、スマートフォンと違ってランニングコストのかからないタブレットは、ユーザーが買いやすく、マイクロソフトもそれを意識してこの時期に低価格タブレットを投入する狙いがあるものと思われます。
年末商戦を制するのは、高価格タブレットのiPadか、Nexus 7などの低価格タブレットを多く抱えるAndroidか、はたまた格安となるWindowsタブレットなのか注目したいと思います。
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