2月24日から27日までスペイン・バルセロナで開催予定だった世界最大の携帯電話関連の見本市「Mobile World Congress 2020」(MWC 2020)の中止が発表された。
これまでにドコモやソニー、エリクソン、ノキアなどが次々と参加取りやめを発表していたが、ついに開催中止となった。
ソニーはYouTubeで新製品を発表へ
主催者のGSMAは、中止理由について新型コロナウィルスの感染拡大に加えて、渡航などに関する懸念によって開催が不可能になったと発表。11日の発表時点で中国では新型コロナウィルスによって4万4000人以上が感染し、1113人が死亡していることを考えれば妥当な判断だ。
昨年のMWCには通信系を中心に2400社以上が出展し10万9674人が来場。世界最大のモバイルイベントの中止によって宿泊や航空券のキャンセルなど開催地を中心に大きな影響が出そうだ。
多くのメーカーが新製品や新技術をアピールする場所を失うことになったが、MWCで毎年新製品を発表しているソニーは日本時間の2月24日16時30分から開始する予定だったプレスカンファレンスを取りやめ、同時刻にYouTubeのXperia公式チャンネルにてビデオを掲載すると発表済み。
ソニーは「Xperia 5 Plus」などの新型Xperiaスマートフォンを発表するものと見られる。
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