![Nature Remo、待望のエアコンの直接操作に対応。サーバー障害時でも操作可能に](https://mobilelaby.com/wp/wp-content/uploads/nature-remo-local-control.jpg.pagespeed.ce.JQYLl-CLVB.jpg)
エアコンなどの家電をスマホから操作できるスマートリモコン、Nature Remoシリーズが「ローカルコントロール機能」に対応しました。
スマートリモコンの弱点は、Nature Remoのサーバーに障害が発生すると家電を操作できなくなることです。サーバーの障害によって、長時間家電を操作できなくなると、ストレスの声がX(旧Twitter)に集まり、トレンドになることも少なくありません。
今回追加された新機能は、Nature Remoとスマホが直接通信することで、サーバーに問題が発生しているときでもエアコンを操作できるようになります。
自宅内でエアコンの直接操作が可能に
ローカルコントロール機能は、スマートフォンがNature Remoと同じSSIDのWi-Fiネットワークに接続することで、サーバーに障害が発生していてもエアコンの基本操作が可能になる機能です。
まずはNature Remo Lapisが対応し、3月末までにNature Remo 3 / mini 2 / Premiumが対応する予定です。
なお、ハードウェアの制約によって、上記以外のモデルはサポート対象外と案内されています。また、ハードウェアの仕様上、対応する基本操作に違いがあります。
- 電源ON/OFF
- モード選択
- 温度調整 (Lapisのみ)
- 風量調節 (Lapisのみ)
- 風向調節 (Lapisのみ)
Nature Remoでは、昨年6月に1回、7月に2回と短期間で複数回の障害が発生。真夏に発生したこともあり、多くの批判の声があがりました。
障害を受けて開発元では、システム稼働の安定化および障害が発生した場合に備えて、影響範囲を最小化するシステムを変更を実施。
そして、今回サーバーとの通信がうまく作動しない状況でも、サーバーを介さずにエアコンを操作できるローカルコントロール機能が追加されました。
ローカルコントロール機能を利用するには、アプリを最新版にアップデートし、アプリの設定画面からファームウェアを2.0.0以上にアップデートする必要があります。
なお、サーバーの障害時に外出先からエアコンを操作することはできません。スマートスピーカーやオートメーションからの操作も不可。エアコンのリモコンデータを自動でアプリにダウンロードする必要があるため、サーバーの障害前にアプリに使用するエアコンを登録している必要があります。
![Nature Remo Lapis](https://mobilelaby.net/images/2024/06/nature-remo-lapis-thumb.jpg)
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