今月開催されたスペシャルイベントでは、iPhone 11シリーズやApple Watch Series 5、10.2インチのiPadといった新製品が発表された。
しかし、事前に発売間近と噂されていたいくつかの新製品は発表されず、2年ぶりの“One more thing…”もなかったが、来月には新型iPad Proが登場するという。
iPad Pro1台でプロレベルの写真・動画を撮影→編集が可能に?
AppleリーカーのSonny Dicksonが、設計が最終段階に達した新型iPad Proのモックアップを信頼できる筋から入手したようだ。
自身のブログに投稿したモックアップからは昨年リニューアルされたばかりの1枚板のデザインを採用していることがわかる。ほかにもアルミニウムのケースに刻印されたAppleとiPadのロゴ、Smart Keyboard用の接続端子、そして20日発売のiPhone 11 Pro/iPhone 11 Pro Maxに搭載されるトリプルレンズカメラも確認できる。
トリプルカメラは、おそらく広角レンズ、ズームに強い望遠レンズ、ダイナミックに景色を撮影できる超広角レンズの3レンズを搭載しているはず。iPhone 11 Proシリーズでは3つのレンズが“▷”のように並んでいたが、新型iPad Proでは“「”のように配置されている。3つのレンズをカバーするガラスが存在しないが、設計が最終段階に達したモックアップとのことで製品版も同じ形状・仕様で登場するだろう。
疑問なのは「iPadにそこまでのカメラが必要か」ということ。発表されたばかりの10.2インチiPadやiPad Air、iPad miniならば不要だろう。ただ、驚異的なパフォーマンスによってプロ並みの編集力を発揮するiPad Proがトリプルカメラを搭載することで、1台で4K画質の動画を撮影して編集までできるデバイスになるとSonny Dicksonは指摘。
発表時期は10月とのこと。早ければ今後数週間のうちに新型iPad Proが登場する。9月のスペシャルイベントで発表されなかったから今iPad Proを購入しようと考えている人は多いだろうが、もう少し待った方が良いかもしれない。
Appleは過去にも9月と10月に連続でスペシャルイベントを開催して新製品を発表している。発表の可能性があるのは新型iPad Proのほかに、16インチのMacBook Proや紛失防止タグの「Apple Tag」、フルワイヤレスイヤホンの「AirPods 3」などだ。
コメントを残す