
3月4日に正式発表されるNothing Phone (3a)シリーズの最新ティザーが公開されました。
背面には3つのレンズとLEDフラッシュが並んでおり、これまでの噂やティザー画像の答え合わせとなっています。
UPDATE:2025/02/18 21:35ティザー動画で公開された内容を反映しました。これに伴い、光学5倍超の望遠カメラ搭載を予測する説明を光学3倍に訂正しました。
「もっと見る。もっと撮る。すべてのディテールを鮮明に」
Nothingは“See more. Capture more. Every detail crystal clear.”のメッセージとともに、新たなティザー画像を投稿しました。
このメッセージを日本語に翻訳すると「もっと見る。もっと撮る。すべてのディテールを鮮明に」となり、これは新たに追加される望遠カメラのことを指しているものと考えられます。
See more. Capture more. Every detail crystal clear. pic.twitter.com/Iqxz6hnxto
— Nothing (@nothing) February 18, 2025
ペリスコープ式の望遠カメラを搭載
公開された画像を見ると、新しい望遠カメラはペリスコープ式である可能性が高いです。
スマートフォンで高倍率の光学ズームを実現するには、レンズとセンサーの距離を長く取る必要があります。しかし、年々薄型化が進むスマートフォンに説いて、それは容易ではありません。
そこで採用されるのがペリスコープ式の望遠カメラです。
本体内部にレンズを横向きに配置し、プリズムで光を折り曲げることで、スマートフォンの厚みを抑えながら高倍率ズームを実現できます。
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実際に、Galaxy S25 UltraやGoogle Pixel 9 Proもペリスコープ式の望遠カメラを搭載し、光学5倍ズームに対応しています。
Nothing Phone (2a)がすでに2倍のクロップズームをサポートしていたことを考えると、Phone (3a)では、光学5倍または10倍ズームに対応する可能性は高いでしょう。
高倍率ズームが可能になれば、遠くの被写体もくっきりと撮影できるだけでなく、望遠圧縮効果も期待できます。
遠近感を圧縮して、背景を引き寄せることで、映画のワンシーンのような奥行きのあるスマホ離れした写真を撮影できます。

もし価格帯が前モデルのPhone (2a)と変わらなければ、約5万円でペリスコープ望遠レンズを搭載したスマートフォンを手にできることになります。この価格帯での高倍率ズーム搭載は、他社のミッドレンジスマホとの大きな差別化になるでしょう。
と予測していましたが、同時に公開されたティザー動画で光学3倍になることが明かされています。
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