パッケージ写真が流出するなど数週間〜数カ月後に発売される可能性があるGoogleの新しい低価格スマートフォン「Pixel 4a」
ここ最近は情報がストップしていたが、9to5Googleが独自の情報源から「Pixel 4a」に関するスペックなど詳細なレポートを公開した。
カラーは黒とかろうじて青の2色?
発売が間近にせまっているGoogleのミッドレンジスマートフォンの正式名は「Pixel 4a」で、これまでにも報じられていたようにビッグディスプレイの「Pixel 4a XL」は発売されない。
新しい低価格スマートフォンはプラスチックボディに5.81インチの有機ELディスプレイを搭載。解像度は昨年発売された「Pixel 3a」と同じフルHD+ながら2,340×1,080ピクセル(3aは2,220×1,080ピクセル)になるようだ。
前面はパンチホールデザインで「Pixel 4」シリーズに初めて対応したモーションセンスや顔認証は利用できない。
チップセットは1.8GHzの省電力コアと2.2GHzの高性能コアで構成されるオクタコアのSnapdragon 730を採用。GPUはAdreno 618となる。なお、セキュリティに特化した「Titan M」チップは搭載されるものの、カメラ処理に特化した「Pixel Neural Core」は搭載されず、撮影時の画像合成・編集処理の性能が「Pixel 4」よりも劣るようだ。
メモリの容量は6GB。ストレージは昨年同様64GBのみと見られていたが、128GBも販売されるという。バッテリー容量は3,080mAhで18Wの急速充電が可能だが、ワイヤレス充電には対応しない。
昨年発売された「Pixel 3a」シリーズは上位モデルとカメラ性能がほぼ同じであることがヒットに繋がったが、「Pixel 4a」はオートフォーカスと電子/光学手ブレ補正に対応した12.2メガピクセルのシングルレンズになり望遠レンズは搭載されない。ただし、動画撮影は上位モデルとほぼ同じで4K/30fpsや1080p/120fpsで撮影できるとのこと。フロントカメラは視野角84°の8メガピクセルとなるようだ。
これまでの噂どおりイヤホン端子が搭載され、カラーラインナップはJust Black(黒)に加えて、Pixelならではの“変な色名シリーズ”の最新作Barely Blue(かろうじて青)が登場するとのこと。ホワイト系のカラーが販売されるかは不明となっている。