Googleが開発中とされる低価格スマートフォン「Pixel 4a」の実機動画が公開された。
動画の公開によってチップセットやストレージ容量、メモリ、バッテリー容量などのスペックも明らかになっている。
「Pixel 4a」の画面はさらに縦長に?
TecnoLike PlusがYouTubeで公開した「Pixel 4a」の実機動画には、背面に指紋認証センサーを備えたマットなプラスチックボディのスマートフォンが登場している。
ハードウェア情報を一覧で確認できるAndroidアプリ「AIDA64」に表示された情報によれば、画面サイズは5.81インチ。解像度は2,340×1,080ピクセルのため、縦横比は9:19.5でPixel 3aよりも縦長化されることになる。画面サイズは大きくなるが横幅は小さくなるため片手で操作しやすくなるかもしれない。
ディスプレイには、これまでの噂どおりパンチホールデザインが採用されている。黒いベゼルは若干太めだ。
ハイエンドモデルの「Pixel 4」シリーズには、映像をなめらかに表示できるリフレッシュレート90Hzの有機ELディスプレイが搭載されたが、Pixel 4aはリフレッシュ60Hzの液晶ディスプレイになるようだ。9to5Googleは低価格であることが原因と指摘している。
チップセットはSnapdragon 730で6GBのメモリや64GBのストレージ、3,084mAhのバッテリーを備えていることがわかる。
リフレッシュレートや液晶という点はPixel 3aと変わらないものの、画面サイズと解像度が若干アップしながらバッテリー容量が84mAhしか増えていないことは不安要素だ。
カメラはシングルレンズの12メガピクセル。カメラセンサーがPixel 4シリーズと同一のものかはわかっていないが、4K/30fpsの動画を撮影できる可能性があるという。
SIMはデュアル式のようだが、物理SIMx2となるのかeSIMとの組み合わせになるのかは明らかになっていない。
なお、動画に登場した「Pixel 4a」は後期プロトタイプとのことで製品版の仕様とは異なる可能性がある。ただ、最近になって実機写真や動画の流出が相次いでいて昨年と同じように発売前には丸裸にされそうだ。
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