日本時間20日に正式発表されるGoogleの新型スマートフォン「Pixel 6」と「Pixel 6 Pro」は、独自チップGoogle Tensorを搭載することで、ついにGoogleが主要なハードウェアとソフトウェアを完全にコントロールすることで、これまでになかった様々なメリットが生まれます。
特に注目されているのがアップデートの保証期間です。現在もPixelスマートフォンの販売開始から最低3年間のOSアップデートとセキュリティアップデートが保証されていますが、2016年に発売された初代Pixelと、2017年発売のPixel 2は、配信間近のAndroid 12の対応機種から外れました。
携帯電話やスマートフォンの買い替え期間は4.3年(内閣府調査)のため、わずかに足りていません。しかし、Tensorを搭載したPixel 6シリーズには、さらに長期間のOSアップデートやセキュリティアップデートが提供されるかもしれません。
4回のOSアップデート+5年間のセキュリティアップデートを提供か
ここ数ヶ月において多くの正確なリーク情報をTwitterに投稿しているSnoopytechによると、Pixel 6シリーズには、4回のOSアップデートと5年間のセキュリティアップデートが提供されるとのこと。
Pixel 6 gets 4 OS Upgrades and 5 Years of Security Patches
— Snoopy (@_snoopytech_) October 13, 2021
事実であれば、Pixel 6とPixel 6 Proは、Android 12→13→14→15→16までアップデートが可能で、スマートフォンを安全に利用するためのセキュリティアップデートは2026年まで提供されることになります。Appleには及ばないものの、これだけ長期間であれば十分と考えるユーザーがほとんどでしょう。
なお、今月ドコモが発表したAndroid 12の対象機種に、2019年発売のGalaxy S10やGalaxy Note10+が含まれる一方で、同じ年に発売されたXperia 1、Xperia 5、AQUOS R3といった機種の名前がなく、2回のOSアップデートで打ち切られました。ちなみに、ソフトバンク版のXperia 1には、Android 11さえ提供されていません。
割引上限2万円の規制の影響も受けてスマートフォンの価格が高騰。買い替え期間も伸びていくなかで、長期的なアップデート保証は、今後さらに重要視されるはず。2回でアップデートが打ち切られる機種と、倍の数アップデートが提供される機種どちらを選びますか?
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