今年秋発売が予告されている「Pixel 7」と「Pixel 7 Pro」が、アメリカで無線通信機器を発売するために必要なFCC認証を取得したことが判明しています。
発売日が数週間から数ヶ月後に迫っている次期Pixelスマートフォンは、今年5月の開発者向けのイベントにてデザインと第2世代の独自チップ、カラーが発表されていました。
UWBはPixel 7 Pro限定機能に
FCCを通過したGoogleの未発表デバイスは、全部で6つのモデル番号が存在していますが、FCC IDは全部で4つです。
Pixel 6シリーズと同じであれば、同じFCC IDを持つ2機種のどちらかがFeliCaを搭載したモデルになるでしょう。
最上位機種の「Pixel 7 Pro」は、GP4BCとGE2AE/GFE4Jの3つで前者はSub6、後者はより高速なミリ波にも対応しています。
どちらも短距離における正確な距離測定と空間的な位置を把握できる超広帯域無線チップ(UWB)を搭載。UWBはAndroid版AirDropのニアバイシェアやデジタルカーキーで使用されていて、現行のPixelスマートフォンではPixel 6 Pro限定の機能です。
残りのGVU6C/G03Z5はSub6対応、GQML3はミリ波対応の手ごろな価格で購入できる「Pixel 7」になるはずです。
Pixel 7 | Pixel 7 Pro | |
---|---|---|
ミリ波 | GQML3 | GE2AE GFE4J |
Sub6 | GVU6C G03Z5 | GP4BC |
Pixel 7シリーズは基本デザインはそのままに、プラスチックからメタル素材に変化したカメラバーを備えます。Obsidian(オブシディアン)、Snow、Lemongrassの3色展開のPixel 7はデュアルレンズ、Obsidian(オブシディアン)、Snow、Hazel(ヘーゼル)の3色展開のPixel 7 Proはトリプルレンズを搭載します。
チップセットは第2世代の独自チップGoogle Tensorで、優れた写真や動画の撮影、安心のセキュリティ、便利な音声認識、役立つパーソナライズなどの機能を提供します。
なお、同時期にはGoogle初のスマートウォッチ「Pixel Watch」も発売されます。いずれも登場時期は10月ごろと予想されており、他にも直近でFCCを通過したメッシュWi-Fiルーター「Google Nest WiFi」と、以前FCCを通過していた安価なフルHD版の「Chromecast with Google TV」が登場する可能性があります。
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