Pixel 8|8 Pro、驚愕のAIカメラ機能を提供か。顔だけ交換・被写体移動など盛りだくさん
意図的なものなのかは不明ですが、今年も正式発表前にGoogle Pixelスマートフォンのデザイン、スペック、価格などが流出しています。
例年と少し違うのはプロモーション動画までリークされていることです。
Pixel 8 Proの新色と音の消しゴムマジックの存在を明らかにしたプロモーション動画に続いて、今度はAIカメラに関する多数の新機能を紹介する動画がリークされました。
動画版の夜景モードはPixel 8 Pro限定に
91mobilesとKamila Wojciechowskaが公開した1分40秒のプロモーション動画では、iPhoneやGalaxyといったライバル機種には存在しない画期的なAIカメラ機能が多数確認できます。
動画の冒頭で登場するのは「ビデオブースト」で、撮影環境が明るいながらも明るさや色合いを正しく表現できていない動画を正しく補正するビデオ機能のようです。
以前から噂されていた動画でも夜景を明るく撮影できる新たな撮影モードも確認できます。
PixelのAIカメラが凄いと世間に認識されたのは、写真に写り込んだ不要な人や物を消すことができる消しゴムマジックです。日本では「消しゴムマジックで消してやるのさ」のフレーズでおなじみの機能になりました。
Pixel 8シリーズでは、ノイズなど動画の不要な音のボリュームを絞って、メインの音を引き立たせる「Audio Magic Eraser」(音の消しゴムマジック)に対応します。
複数人で写真を撮るときに難しいのは、すべての人の表情をベストなタイミングで捉えることです。
誰かが目をつむっていたり、半目だったり、変顔になっている時は撮り直しが必要。もちろん撮り直しができないこともあります。
それを解決するのが「ベストテイク」で、Pixelがいくつかの表情を提案。ユーザーは提案された中から表情を選ぶと顔の表情が入れ替わります。
これまでPixelのカメラアプリはシンプルなインターフェースで提供されていました。
Pixel 8シリーズでは、画面をスワイプして撮影モードを切り替えて、シャッターボタンを押すだけで写真や動画を撮影できるわかりやすさを維持しつつ、シャッタースピード・ISO・フォーカスを調整しながら写真を撮影できる「プロコントロール」が提供されます。
デジタル一眼レフカメラのような複雑な画面ではなく、あくまでもスマホカメラとして使えるインターフェースになるようです。
今年のGoogle I/Oでデモが披露された「マジックエディタ」が早くもリリースされます。
不要なものを自然に消せる消しゴムマジックを応用したマジックエディタは、写真の撮影後に被写体を好みの位置に自然に移動できる機能です。
デモでは画角の端に映った被写体を中心に移動しています。さらに、色味を調整することで昼間撮影した写真が夕暮れに撮影したように編集可能です。
Kamila Wojciechowskaの報告によると、上記以外にもハイレゾ、ウルトラHDR、デュアル露出といった新機能が追加されるようです。また、プロコントロールやハイレゾ、ビデオブースト、動画の夜景モードはPixel 8 Pro限定となるようです。
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