Pixel 7シリーズでは、精度が悪いと評価されることも多いディスプレイ指紋認証をサポートするために顔認証が追加されました。
セキュリティが強固ではない顔認証は画面ロックを解除する際にしか利用できず、1Passwordなどのパスワード管理アプリや銀行系のアプリでは指紋認証の利用を強制されていましたが、Google Tensor G3を搭載するPixel 8とPixel 8 Proでは、これまで規制されていたアプリでも顔認証を利用することができます。
指紋認証は光学式のまま
Google Tensor G3の最大の特長は洗練された機械学習をオンデバイスで2倍以上も実行できるようになったことです。
イベントではカメラ機能がフォーカスされましたが、機械学習はセキュリティレベルも大きく向上させており、GoogleはPixel 8シリーズの顔認証が最高レベルのAndroid生体認証クラスに適合したことで、銀行系アプリのサインインやGoogleウォレットのような決済アプリでも利用できると説明しています。
マスクが必須だった時期も終わり、顔認証の利用頻度が増えたことを考えると、顔認証を利用できる機会が増えるのは嬉しいところ。
なお、Pixel 8シリーズでは、指紋認証センサーが光学式から超音波式に変更されることで精度が向上すると噂されていたものの、残念ながら光学式から変わっていないようです。
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