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謎のハイエンドPixelスマホの存在が発見される。リフレ120HzなどProモデルか?

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Yusuke Sakakura公開日:2022/05/31 12:29
謎のハイエンドPixelスマホの存在が発見される。リフレ120HzなどProモデルか?

今年、Googleは手ごろな価格帯で独自チップGoogle Tensorを搭載した「Pixel 6a」と、メタルで覆われたカメラバーを備えたボディに、第2世代のGoogle Tensorを搭載する「Pixel 7」と「Pixel 7 Pro」を発売します。

3機種のほかにもGoogleは隠し球を持っているかもしれません。ハイエンドモデルと同じスペックを備えた謎のPixelスマートフォンの存在が新たに発見されました。

コードネーム「G」から始まる謎のPixelデバイス

Androidのソースコード管理プロジェクトAOSPから未発売のPixelスマートフォンのコードネームが確認されています。

Pixel 7のコードネームはPanther、Pixel 7 ProはCheetahで、来年発売のPixel 7aと来春への再延期が報じられている折りたたみのPixel Notepadは、FelixまたはLynx見られています。

コードネームに紐づくディスプレイドライバも発見されていて、Pixel 7のドライバにはPantherの頭文字を取った「P10」、Pixel 7 Proには「C10」とタグ付けされていることもわかっています。

Pixelのコードネームとドライバ
  • Pixel 7
    • Panther
    • P10
  • Pixel 7 Pro
    • Cheetah
    • C10
  • Pixel 7a、Pixel Notepad
    • FelixまたはLynx

9to5Googleは新たに「G10」とタグ付けされたディスプレイドライバも発見したと報告しています。

謎のPixel「G10」はAndroidで動作するデバイスで、Google Tensorチップを搭載している可能性があるとのこと。

ディスプレイドライバからPixel 7シリーズの2機種はSamsungのパネルを採用していることがわかっていますが、G10はAppleも採用する中国メーカーBOEのパネルを採用。解像度は3,120×1,440ピクセル、リフレッシュレート120Hz、物理サイズ71×155mmといったPixel 6 Proと同等のスペックであることも確認されたとのこと。

Pixel Proシリーズに限定されるリフレッシュレート120Hzに対応していることから、ノーマルなPixelシリーズや安価なPixle aシリーズではないハイエンドモデルと予想されます。解像度から折りたたみスマートフォンのPixel Notepadでもないことがわかります。ディスプレイ物理サイズからPixelタブレットや大画面のPixel 7 Pro Maxのようなデバイスでもないようです。

現時点では発売されないリファレンス機の可能性が高いと言わざるを得ませんが、これから徐々に詳細が明らかになっていくでしょう。

機種名コードネームタグスペック
Pixel 7PantherP10
  • Samsung製パネル
  • 1,080×2,400ピクセル
  • リフレッシュレート90Hz
Pixel 7 ProCheetahC10
  • Samsung製パネル
  • 3,120x1,440ピクセル
  • リフレッシュレート120Hz
Pixel 7a
  • Felix
  • Lynx
Pixel Notepad
謎のPixelGxxxxG10
  • BOE製パネル
  • 3,120x1,440ピクセル
  • リフレッシュレート120Hz
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