今年秋発売が予告されているGoogle初のスマートウォッチ「Pixel Watch」について明らかになっていることは外観が多くを占めていて、それ以外の詳細については発売までに発表される予定です。
発売に向けた裏側の準備も進んでいて、Pixel Watch がアメリカでワイヤレスデバイスを販売するために必要な認証を取得ことが判明。いくつかの資料が公開されたことで、Googleが発表していなかったいくつかのことが明らかになっています。
日本で4Gモデルが発売される可能性は?
FCCの承認を受けたデバイスのモデル番号は「GQF4C」「GBZ4S」「GWT9R」の3つです。
GQF4CがBluetoothとWi-Fiに対応したモデルで、他の2機種は4Gを追加サポートしていることが資料から読み取れます。対応バンドはGBZ4SがBand 5/7/26、GWT9RがBand 2/4/5/12/13/17/25/26/66/71です。
いずれも日本の携帯電話事業者が提供している多くの主要バンドに対応していません。
日本向けにローカライズされた別のモデルが存在する可能性はあるものの、FCC認証を受けたモデルと今年4月にBluetooth認証を受けたモデルが同じであることから、現在確認されている3モデル以外存在しない可能性も考えられます。
GoogleはNexusブランドを第3世代のGalaxy Nexusから、Pixelブランドも第3世代のPixel 3シリーズから日本で販売するなど、初期ローンチを絞って展開してきた過去があります。Pixel Watchについては、既に日本語向けのページが公開されていることから、日本で発売自体はされるものの、Wi-Fiモデルのみ販売されるといった可能性は否定できません。
今回のFCC通過によって、Pixel Watchに同梱される充電ケーブル「G943M」も発見されていて、片側の端子がUSB-Cになることが確認できます。
USB-C端子を採用することで、スマートフォンとPixel Watchを直接繋いでバッテリーをシェアして充電したり、もしかすると音楽などのデータを安定かつ高速に転送できる可能性があります。
もう片方の形状は不明ですが、FCCの認証を取得したということはApple Watchと同じようにワイヤレス式の充電端子になるのでしょう。
なお、Pixel Watch本体と充電ケーブルは、2017年発売のApple Watch Series 1/2から製造しているCompal Electronicsが担当するとのこと。製造面でのクオリティに関しては心配する必要はなさそうです。
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