5月9日、Twitterのイーロン・マスクCEOは数年間まったく活動していないアカウントを削除していると報告し、フォロワー数が減少する可能性があると予告しました。
活動していないーーいわゆる休眠アカウントの削除および休眠アカウントによるツイートの削除についてもう一度強く考え直すことを呼びかけたユーザーに対して「アカウントはアーカイブされる」「ただし使われてないハンドル(アカウント名)を解放することが重要」と説明しています。
現時点ではアカウントの削除はまだ限定的で私のアカウントのフォロワー数はそれほど減っておらず、2020年に逝去したコービー・ブライアントのアカウントも残ったままです。
気がかりなのは逝去したアカウントが削除されることでしょう。故人のアカウントやツイートを削除を望む人はそれほど多くいるでしょうか。イーロン・マスクに対して反対意見を投じるツイートも少なくないようです。
もう1つ気になるのは非アクティブなハンドルの開放によって、新たななりすましの可能性が出てくること。悪意を持つ人はコービーブライアントの@kobebryantが利用可能になれば、必ず取得しようとするはずです。
著名なアカウントについては例外が適用されることも考えられますが、Twitter Blueの青バッジをめぐっては廃止するとしたはずの旧認証システムによる青バッジを100万フォロワーを境に復活させるなど、基準がブレていてアカウントの削除についても同じことが起こりそうです。
We’re purging accounts that have had no activity at all for several years, so you will probably see follower count drop
— Elon Musk (@elonmusk) May 8, 2023
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