イーロン・マスクが今月2日に月額制のサブスクリプションサービス「Twitter Blue」の値上げと新機能の追加を発表しました。
具体的な開始時期については案内されていなかったものの、早ければ来週にも開始する可能性があるとBloombergが報じています。
イーロン・マスク「さぁ、8ドル払え」
イーロン・マスクがTwitterを買収して最初にやったことは幹部の解雇ですが、ユーザー向けに行う最初に行う仕事は「Twitter Blue」の大改変になるようです。
改変の1つは公式マークと言われる「ブルーの認証済みバッジ」の有料化です。
すでにバッジをつけているアカウント(政府機関のアカウントや日本のようなTwitter Blueに加入できない地域を除いて)は、バッジを失うまでに数ヶ月の猶予期間がある(噂では90日以内)とのこと。
公式マークは著名人のアカウントなど、世間の興味関心を集めるアカウントが本物であることを示すもので、当然ながら審査が必要になりますが、この審査が廃止されるのか、継続されるのかわかっていません。
当然ながら公式マークの有料化について批判する声もありますが、イーロン・マスクは意に介さず「フィードバックありがとう。さぁ、8ドル払え」とツイートしています。
Your feedback is appreciated, now pay $8
— Elon Musk (@elonmusk) November 2, 2022
公式マークが有料化される一方で、今年ついにリリースされたツイートの編集機能が無料化され、すべてのユーザーに開放されるようです。
現在、ツイートの編集機能を利用するにはTwitter Blueに加入する必要がありますが、早ければ今週中にも無料ユーザーに開放されるとのこと。ただし、タイミングが変わる可能性もあるそうです。
The company also plans to expand access to its edit function. The edit feature, currently available to so-called Twitter Blue users who pay $4.99 a month, will be opened to the rest of users for free, one of the people said. That change could be implemented as soon as this week, the person said.
値上げ後のTwitter Blueでは、ブックマークのフォルダ管理やナビゲーションバーのカスタムなどの既存機能に加えて、新たに広告量を半分に減らせる機能やスパムを撃退するために有効なリプライ、メンション、ツイートの検索にてツイートが優先表示される権利、長時間の動画と音楽のツイート、有料記事の無料購読(メディアの収益化)が提供される予定です。
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