日本時間12月11日、Twitterが月額制のサブスクリプションサービス「Twitter Blue」のリニューアルを発表しました。
まずは値上げ。これまではApp Storeにて月額7.99ドルで提供されていましたが、当初の2倍の料金となる月額11ドルに値上げされます。
値上げされる一方で、ウェブからでも加入が可能になりApp Storeよりも安い月額8ドルで加入できます。
この価格差は3割の手数料をTwitterがAppleに支払う必要があるーーいわゆるApple税を回避するための価格差で、TwitterだけでなくGoogleなども同様にApple税分値上げしてYouTube Premiumなどを提供しています。
プロフィール情報の変更で青バッジを一時取り上げ
Twitter Blueの加入特典は、リプライ・メンション・検索機能で画面上部に優先表示、表示される広告の量が半分に、より長時間の動画投稿が可能に、Twitterが正式提供する機能に事前アクセス、ツイート後の編集・変更機能、フルHD(1080p)の動画アップロード、シンプルなスタイルでリンク先の記事が読めるリーダーモード、かつては公式マークとして機能していた青バッジ(審査あり)が利用できます。
従来のTwitter Blueでは、審査なしで青バッジを配布したことで、悪意のあるなりすましのアカウントが爆発的に増えて新規受付を停止する事態になりました。
このなりすまし問題を解消するために導入されるのが青バッジを付与するにあたっての事前審査です。審査内容の詳細は明かされていませんが、電話番号認証が必要と案内されています。
さらに、ユーザー名や表示名、プロフィール写真を変更する際は、アカウントが認証されるまで青バッジを剥奪することでなりすまし問題を改善します。
なりすまし問題の関連として現在一部のアカウントに提供されている公式ラベルは、企業アカウント向けの金バッジ、政府関連のアカウント向けのグレーバッジに変更されるとのこと。
ちなみに、Twitter Blueは日本では提供されておらず、App Storeではアプリ内課金のメニューに900円として掲載されていたものの、現在は削除されています。
we’re relaunching @TwitterBlue on Monday – subscribe on web for $8/month or on iOS for $11/month to get access to subscriber-only features, including the blue checkmark 🧵 pic.twitter.com/DvvsLoSO50
— Twitter (@Twitter) December 10, 2022
コメントを残す