Twitterのサブスクリプションサービス「Twitter Blue」が日本でもようやくスタートしました。
月額料金を支払うと、かつては公式マークとして機能していた青バッジが付与され、長い動画の投稿やブックマークフォルダ、ツイートの取り消しなど多数の特典が利用可能に。ツイートの編集機能といった新機能をいち早く試すこともできます。
注意すべき点は加入方法によって料金が異なるということ。iOS版の公式アプリから加入すると4割も高額な料金を支払うことになります。
この記事では、Twitter Blueに加入するメリットや何ができるのか、安く加入する方法もまとめています。
目次
Twitter Blueで何ができる?料金は?
Twitter Blueは2021年6月に提供がスタートしたサブスクリプションサービスです。
サービス開始当初は月額350円でブックマークを整理するのに便利なフォルダ機能とツイートの取り消し、文字サイズを変更してスレッドを読みやすくするリーダーモード、アプリアイコンのカスタム、カラーテーマの変更、専用のカスタマーサポートといった特典が提供されていました。
その後はTwitterを買収したイーロンマスクによって大改革が進められ、現在の料金はApp Storeから加入した場合は1,380円、ウェブから加入した場合は980円に大幅値上げされています。お試し期間はありません。
値上げと同時に審査の上で青バッジがもらえたり、最大60分/1080pの長時間・高画質の動画投稿が可能に。今後は、表示される広告の数が半分になり、返信や@ツイート、検索結果でツイートが優先表示される機能が追加される予定です。
2023年1月時点ではアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、そして日本で利用可能。また、アカウントの作成から90日以上経過している必要があります。
機能名 | 内容 |
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青いバッジ | 審査に通ると、かつて公式マークとして機能していた青いチェックマークのバッジが追加されます |
ブックマークフォルダ | ブックマークに追加したツイートを無制限に作成できるフォルダで管理 |
カスタムアプリアイコン | ホーム画面に表示されるアプリアイコンを変更できる機能。期間限定のアイコンも |
テーマ | ボタンや@ユーザー名、ハッシュタグ、リンクなどの配色を変更できる |
カスタムナビゲーション | 画面下に表示されるボタンを自由に追加・変更できる |
話題の記事 | 自分がフォロー/自分をフォローしているアカウントが多く共有している話題の記事を提供 |
リーダー | スレッドで繋げられたツイートを文字サイズを変えて読める機能 |
長時間・高画質の動画投稿 | 最大60分、ファイルサイズ2GBまでの1080p動画をアップロードできる機能 |
ツイートの取り消し | 送信後のツイートを公開前に取り消せる |
試験機能の先行提供 | ツイートの編集機能など、正式提供前の機能を先行利用できる特典 |
優先表示 | ツイートの会話や検索結果でTwitter Blue加入者のツイートを優先表示(近日提供) |
広告表示を半分に | Twitterに表示される広告を半分にする特典(近日提供) |
Twitter Blueに安く加入する方法
Twitter Blueの料金は加入する方法によって料金が異なります。
iOSおよびAndroidの公式アプリから加入すると月額1,380円ですが、ウェブから加入した場合は400円も安い月額980円。さらに、おトクな年額10,280円の年間プランも選べます。
加入方法によって料金が異なるのは開発者がAppleに支払う手数料ーーいわゆるApple税が関係しています。TwitterだけでなくYouTubeなどでも同様の方法でApple税分を上乗せしていてウェブから加入した方が安くなります。
ということで、できるだけ安く加入したいのであれば、ウェブから加入しましょう。
なお、ウェブから加入する場合は、JCB、VISA、MasterCard、アメリカンエクスプレスのクレジットカードと電話番号認証が必要。公式アプリで加入後に安いウェブから加入に変更することはできず、一度解約する必要があります。解約により青バッジが一時的に削除され、再度審査を通過する必要があります。