Twitterは日本時間の11月4日未明にツイートをお気に入り登録する「お気に入り(Favorites)」を「いいね(Likes)」に変更し、アイコンも星からハート♥に変更しました。
お気に入りはTwitterの新規ユーザーにはわかりにくく、混乱をまねく
Twitterは「お気に入り」から「いいね」に変更した理由について新規ユーザーがお気に入りの意味を理解できず、混乱を招くと公式ブログで明かしています。
また、ハートは世界共通の象徴で、より感情を伝えやすく、相手に伝わりやすいようです。
We are changing our star icon for favorites to a heart and we’ll be calling them likes. We want to make Twitter easier and more rewarding to use, and we know that at times the star could be confusing, especially to newcomers.
引用元:Hearts on Twitter | Twitter Blogs
You can say a lot with a heart. Introducing a new way to show how you feel on Twitter: https://t.co/WKBEmORXNW pic.twitter.com/G4ZGe0rDTP
— Twitter (@twitter) 2015, 11月 3
「いいね」と「ハート」の利用者数は18億人
SNSの利用者数は国別で大きく異なりますが、世界中の月間アクティブユーザー数では14億人のFacebookがダントツトップ。これに次いで5億人のGoogle+、4億人のInstagram(インスタグラム)と来てようやく3億人のTwitterが顔を出します。
Instagramは比較的若手のSNSですが、ここ数年の勢いをもってTwitterをアッサリ抜いていたんですね。なお、日本でトップシェアのLINEは2億人。
Facebookと同社が運営を手がけるInstagramには「いいね」と「ハート」が採用されており、18億人がいいねまたはハートを使っていることになります。利用率は不明ですが、多くのユーザーはTwitterのお気に入りや星よりも「いいね」と「ハート」に馴染みがあるわけです。
Facebookは「いいね」以外の新たなボタンを公開
Twitterはお気に入りをいいねに変更した理由として、いいねと思うことはあってもお気に入りとは言えない事の方が多いとも語っています。
一方、桁違いのアクティブユーザーを持つFacebookは「いいね」だけでは表現できない怒りや悲しみなどを含む新たな6つのボタンを今年10月にテスト公開しました。
例えば、不幸をともなう投稿には「いいね」よりも「悲しみ」の方がシックリきます。
お気に入りがいいねになったことで逆に使える幅が狭くなるような場面もあるかと思いますが、Twitterはいいねのアイコンが親指を立てたグッドボタンではなく「ハート」であるため、Facebookの「いいね」よりも使える幅は広い気がします。
「いいね」と「ハート」が利用できない時の対処方法
「いいね」と「ハート」は、iOSとAndroidの公式アプリ、ウェブサイト版、TweetDeck、Twitter for Windows 10で本日から変更が適用されます。
同様の変更はVineにも適用され、Androidアプリとウェブサイト版で本日から適用されます。iOS版は近日中に対応するとのこと。
なお、「いいね」と「ハート」が利用できない場合は一度アプリを終了して再度アプリを起動することで表示が変更されます。
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