TwitterがGoogleアカウントを経由した新しいログイン方法の導入を検討していることがわかった。
現在はTwitterにメールアドレス/携帯電話番号やパスワードを入力してアカウントを作成後、それらの情報を入力してログインする必要があるが、近いうちにGoogleアカウントを経由してログインしたり、アカウント作成時に名前やメールアドレス、パスワードなどの情報を省略できるかもしれない。
GoogleアカウントでTwitterのログインやアカウント作成が可能に?
サブスクリプションサービス「Twitter Blue」やツイートの送信取り消し機能など数々の未発表機能を明らかにしてきたアプリ解析でおなじみのJane Wongは、TwitterがGoogleアカウントの導入を検討していることを示す画像を公開した。
Twitter is working on Google Sign-In integration pic.twitter.com/XYePmfZQY8
— Jane Manchun Wong (@wongmjane) June 24, 2021
現在のTwitterのトップページにはSign up(アカウント作成)とLog in(ログイン)の2つのボタンしか用意されていないが、Jane Wongが公開した画像にはアカウント作成ボタンの上に「Continue with Google」ボタンが表示されている。
このボタンをクリックすると作成済みのTwitterアカウントにGoogleアカウントを連携させて、次回からGoogleアカウントでログインしたり、Googleアカウントに登録した情報を使ってカンタンに新しいTwitterアカウントを作成できるはず。
こういったシングルサインオンのメリットは1つのパスワードなど少ないアカウント情報で複数のサービスにログインできること。Googleのシングルサインオンに対応しているサービスはSpotifyやDropbox、Pinterest、Zoomなど多数存在しているが、これらすべてのサービスにGoogleに登録した情報でログイン、アカウントの作成ができる。
デメリットはGoogleアカウントの情報が漏れたり、アカウントの乗っ取りが起きたときにすべてのサービスにログインできてしまうこと。利用する場合はGoogleアカウントの2段階認証を有効にするなどしてセキュリティ対策を万全にする必要がある。
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