既にお伝えしたとおり、Twitterはガラケー向けに公開しているサイト「twtr.jp」を3月25日(水)からリニューアルします。
リニューアルに伴って、スマートフォンアプリに近いデザインに変更され、いくつかの機能が「削除される」などと案内されていましたが、一部のガラケーではTwitter自体が利用できなくなるそうです。
SSL通信に対応していないガラケーでは3月25日からTwitterが利用できなくなる
twtr.jpに掲載されている案内によれば、3月25日のリニューアル後、SSL通信に対応していないガラケーではTwitter自体が利用できなくなるとのこと。
[OK]ボタンをクリックして、SSL通信開始後「接続が中断されました」などのエラーが表示される場合、 ご利用の携帯電話が新サイトで使用しているSSL通信に未対応のため、残念ながら新サイトへアクセスいただくことができません。
3月25日まで、こちらのリンクから引き続き twtr.jp サイトをご利用いただけます。 3月25日以降は、ご利用の携帯電話からは Twitter をご利用いただけなくなります。
SSL通信に完全に非対応のガラケーでTwitterを使っている人はごく一部だと思いますが、リニューアルに伴って採用されるSSL通信は鍵長が2048bitであるため、1024bitのSSL通信のみをサポートしているガラケーでも3月25日からTwitterが使えなくなるものと思われます。
2048bitのSSL通信をサポートしている端末としては、2006年にauから発売されたW41HやW41CAやドコモから発売された50x系、21x、25x系などが挙げられます。
とにかく、自分が使っているガラケーがリニューアル後もTwitterが使えるかどうか調べるには、ガラケー向けのTwitterにログイン後、「OK」ボタンを押せばいいそうです。
ドコモのガラケーでは、90xや70xシリーズ、A〜CシリーズもTwitterの利用が不可に
さらに、ドコモ系の機種ではより影響範囲が広く、iモードブラウザ1.0を搭載する端末では利用できなくなります。
ドコモのiモードブラウザ1.0搭載端末はSSLv2とSSLv3という暗号化方式にしか対応していません。 SSLv3は最近までは問題が無い暗号化方式とされていたのですが、昨年10月頃に脆弱性(POODLE脆弱性問題)が発見され、Twitterはその暗号化方式での通信を遮断するようになりました。
旧モバイルサイト(twtr.jp)では暗号化通信を行っていなかったためiモードブラウザ1.0搭載端末でもアクセスができていましたが、リニューアル後のTwitterモバイルサイトは暗号通信(HTTPS)を使用しているため、アクセスができなくなりました。
引用元:TwitterモバイルサイトのリニューアルについてのFAQ | モバツイ開発者blog
iモードブラウザ1.0を搭載する機種は、90x/70xシリーズや大半のAシリーズ(P-01Aなど)、B〜Cシリーズの一部、らくらくホンとなっています。
3月25日以降もTwitterが利用できる場合は、そのままタイムラインが表示され、利用できない場合は「切断が中断されました」と表示されるそうです。
▼前述したとおり、リニューアル後のガラケー向けTwitterでは、いくつかの機能が使えなくなります。以下のエントリーで詳しく解説しています。
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