2月26日、Twitterが月額投げ銭システムのSuper Follows(スーパーフォロー)を発表した。
無料でアカウントをフォローできるノーマルフォローと違い、月額4.99ドルを支払うことで特別なアカウントフォローが可能。フォローされた側は課金してくれたフォロワーだけに特別なコンテンツなどを提供できる。
これまでもTwitterでは投稿した動画に広告が付くと再生数に応じた収益化ができたが、投げ銭システムによる収益化は今回が初となる。
ようやくTwitterの投げ銭システムが登場
Twitterが公開したスクリーンショットによると、ユーザーはお気に入りのアカウントをスーパーフォローすることで、特別なバッジや限定のニュースレター、限定のコンテンツ、取引と割引、コミュニティへのアクセスなどが可能になるようだ。
クリエイターやパブリッシャー、デベロッパーに対してファンが直接課金するシステムはSNSのトレンドでYouTubeやFacebook、Githubなども提供しており、ようやくTwitterでもスタートすることになる。
料金について詳細は発表されていないが月額4.99ドル、日本円に換算すると約520円。おそらく1スーパーフォローごとに課金が必要。公式アプリを経由した場合はAppleやGoogleに対して3割または15%の手数料が必要になり、さらにTwitterに対する手数料も差し引かれるため、大して稼ぐことはできないかもしれない。
スーパーフォローと同時に新機能Communities(コミュニティ)も発表された。
Facebookグループのような機能で猫や植物、スポーツなど特定の分野に特化したグループを作って参加したユーザーと深いやりとりが可能になる。猫であればグループ内で癒やされる画像や動画をシェアしたり、プロ野球であれば今日の試合の感想を共有したり、iPhoneの最新情報や裏ワザなどを投稿し合うこともできそう。
Twitterはスーパーフォローとコミュニティの提供時期は明らかにしていないが、そう遠くないうちに提供開始日や手数料などの詳細が発表されるはずだ。
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