Twitterのサブスクリプションサービス「Twitter Blue」の加入者向けに、通常よりも長時間・大容量の動画を投稿できる特典が追加されました。
Twitter Blueの加入者はウェブ版のTwitterから最長60分・最大2GB・1080pの動画投稿が可能に。一方、アプリ版のTwitterからはこれまでどおり最長10分・最大512MBまでの動画を投稿できます。
長時間動画による滞在率向上→広告効果アップが目的か
これまでTwitterでは、最長140秒/2分20秒までの動画しか投稿できませんでした。サービスの性質上、それ以上長い動画を見るユーザーは少ないと考えてのことでしょう。
しかし、Twitterの収益性を改善するために改革を進めるイーロンマスクは、Twitter Blue限定ながら約25倍の動画を投稿できるように変更を加えました。
今日公開されたヘルプページには、Twitter Blueに加入していないユーザーでも最大4分の動画投稿が可能になると説明されており、近いうちに2分20秒の規制も4分に緩和される可能性があります。
Twitterで1時間もの長い動画を見たいユーザーがそれほど多く存在するとは思えません。狙いはユーザーの滞在時間を長くすることで広告の価値を高めることにあるはず。将来的にはYouTubeのように長い動画の合間に広告を挟んで収益を得ることも検討しているかもしれません。
Techcrunchは動画の規制緩和と同時に、Twitter Blueユーザーが投稿したリプライが優先的に表示されるようになったと伝えています。
イーロンマスクは月額8ドルまたは月額11ドルを支払っているTwitter Blueユーザーのツイートを優先的に表示することで、ボットやスパムツイートの表示回数を減少させる効果を見込んでいるようです。
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