今年6月にスタートした「Apple Music」はユーザー数が1,500万人を突破したことが明らかになり、CEOのティム・クックも非常に好調と自慢気に語る音楽聞き放題のサービスですが、日本では邦楽の楽曲数が少ないことからLINE MUSICやAWAなど日本製のサービスが好まれる傾向にありました。
しかし、本日からAKB48、YUKI、CHEMISTRY、西野カナなど人気アーティストが所属するソニー・ミュージックの楽曲が配信開始され、独自の調査結果では音楽聞き放題サービス4社が配信するアーティスト組数が横並びになったことがわかりました。
邦楽アーティスの配信組数が4社横並びに
先日、10月15日に邦楽アーティストの配信組数を調査したところ、音楽聞き放題のサービスが多く登場した6月時点と変わらず、AWAが最多、LINE MUSICとGoogle Musicがそれに続く形でApple Musicが大きく引き離される形になっていました。
しかし、本日よりApple Musicにてソニー・ミュージックの楽曲配信が開始された直後に調査したところ、Apple Musicの配信数はAWAと同数で最多、LINE MUSICとGoogle Musicがそれに続く形ですが4社の差はわずか。
これまでは、邦楽に弱いApple Musicという印象でしたが、大手レーベルの参加にともなって配信組数が大幅に増加しており、邦楽を中心に聴くのであればどこを選んでも良い形になっています。
料金プランで比較する音楽聞き放題サービス
配信組数が横並びになると、料金や音質など他のサービス内容で選択する必要がありますが、各社が提供する料金とサービス内容には独自性があります。
Apple Musicは個人用プランが月額980円と高めに設定されていますが、6人まで利用できるファミリープランが月額1,480円で提供されています。
個人メンバーシップ | ファミリーメンバーシップ |
---|---|
980円 | 1,480 |
Google Play Musicは通常価格は980円ですが、10月18日までに登録したユーザーは月額780円で4社比較では最安。また、YouTubeの広告をカットし、オフラインやバックグラウンド再生が可能になる「YouTube Red」を追加料金不要で利用できることも発表されたばかり(日本での提供は不明)
特別価格 | 通常価格 |
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780円 | 980円 |
LINE MUSICは通常価格が1,000円と高めですが、学割を適用すると月額600円で利用可能。30日間で20時間まで再生できるプランが500円、学割適用時300円で用意されていることも特徴です。
学割価格 | 通常価格 | |
---|---|---|
プレミアムプラン (無制限) | 600円 | 1,000円 |
ベーシックプラン (20時間制限) | 300円 | 500円 |
AWAは月額960円のスタンダードプランと一部機能が制限された月額360円のライトプランが提供されています。
スタンダードプラン (無制限) | 960円 |
ライトプラン (オンデマンド再生不可) | 360円 |
フリープラン (60分間制限) | 0円 |
※オンデマンド再生不可:歌手や曲の選択ができない
邦楽配信数が並び、各社が提供する期間限定の無料期間が終了していることもあって、これを機に利用するサービスを見直しみるのも良いかもしれません。
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