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「Siri」や「Googleアシスタント」などの音声検索サービス、音声アシスタントを人前で利用するのが“恥ずかしい”と感じる日本人が7割もいることがKDDIの調査結果から明らかになった。
ただ、いずれの音声検索サービスも音声を一度も発することなくホームボタンの操作とキーボードの文字入力だけで利用することも可能なオプションが用意されている。
この記事では「Siri」を音声なし、文字入力だけで利用できる「Type to Siri」の使い方を解説する。
「Type to Siri」とは?
「Type to Siri」は、その名前の通り文字入力でSiriを利用できる機能です。これまでは一度、音声入力をしたものの正しく認識されなかった時の誤入力を補正するために用意されていましたが、最初からキーボードで文字入力してSiriを利用できる新機能がiOS 11で追加されました。
Type to Siriの追加によってホームボタンの長押し(iPhone Xの場合は電源キーの2回押し)でSiriを起動。キーボードで文字入力するだけでSiriが利用できる。
なお、Type to Siriはあくまでもオプション扱いでiPhone/iPad/iPod touchの設定からオプションを変更することでようやく利用できる。
「Type to Siri」オプションを有効にする
Type to Siriを有効にするには設定画面から「一般」に進む。
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「アクセシビリティ」を選択したあとさらに「Siri」に進む。
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「Siriにタイプ入力」のスイッチをオンにすると、Type to Siriが有効になる。
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なお、Type to Siriを有効にするにはSiri自体がオンになっている必要がある。設定から「Siriと検索」に進んで「“Hey Siri”を聞き取る」または「ホームボタンを押してSiriを使用」のいずれかのスイッチをオンにする。
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音声なしで「Siri」を利用する
Type to Siriが有効な状態でホームボタンを2回押してSiriを起動すると“Siriにタイプ入力”のメッセージと共にキーボードが表示されるため文字入力するとSiriが利用できる。なお、Type to Siriで音声入力を利用するにはキーボードの音声入力ボタンをタップする必要がある。
ちなみに、「Hey Siri」でSiriを起動した時はType to Siriは有効にならず音声入力で利用できるため、文字入力を利用する時はホームボタンを2回押す、音声入力を利用する時は「Hey Siri」を使うといった使い分けができる。
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