これまでApple Pencilへの対応、4スピーカーオーディオとカメラ用のLEDフラッシュの搭載が噂されている「iPad Air3」ですが、新たに4Kディスプレイを搭載すると報じられています。
iPad Air3、4Kディスプレイと4GBのRAMを搭載。電池持ち向上か
DigiTimesが台湾のサプライヤーチェーンメーカーから得た情報によると、「iPad Air3」には、9.7インチの4Kディスプレイが搭載されるとのこと。
The new 9.7-inch device will reportedly come equipped with a 4K resolution panel and up to 4GB in RAM, in addition to improved battery life.
引用元:Production of new 4K iPad Air to begin in 2Q16, say Taiwan makers
1年以上前に発売された「iPad Air2」には、2Kディスプレイ(2,048×1,536ピクセル)が搭載、「iPad Pro」には、2K超えの2,732×2,048ピクセルのRetinaディスプレイが搭載されています。
ディスプレイのインチ数は維持するため、解像度は4,096×3,072ピクセルになります。現行モデルの倍となる高解像度を実現し、iPad Proを超えて一気にiPadシリーズ最高解像度になるのでしょうか。
なお、4Kディスプレイを搭載することで、画面表示のために大容量のメモリが必要になりますが、倍の4GBに増量され、高解像度化によって電池消費量も増えますが、電池持ちは「向上する」と伝えています。
4Kディスプレイで広がるiPadの利用シーン
アップルが昨年発売したiPhone 6s / 6s Plusで初めて4K画質の動画撮影をサポートしました。
ただ、iPhoneのディスプレイ解像度はフルHDどまりであるため、4K本来の画質を体験できず、動画を拡大した時の画質がキレイになるといった恩恵しかありません。
「iPad Air3」が4Kディスプレイに対応すれば、iPhoneで撮影した4K動画をAirDropやiCloudを介してiPadに転送することで、4K動画を手軽に楽しむことが可能になります。
9.7インチ程度のディスプレイで4K画質をフルに楽しめるかは実際にこの目で見るまではわかりませんが、いちいちデスクトップPCに転送せずにタブレットで手軽に楽しみたいという声はあるのではないでしょうか。
個人的には、iPadをサブディスプレイ化するアプリ「Duet Display」で4KディスプレイのiPad Air3を使用したいですね。アプリ側が4Kに対応できるのかという問題はありますが、こちらも需要がありそうです。
ただ、発売からわずか半年足らずで「iPad Pro」を超える性能を実現するとはどうしても思えませんが・・・
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