アップルが今年3月に開催すると噂されているスペシャルイベントでは、iPadの新型モデル「iPad Air3」の発表が噂されています。
これまでどおり9.7インチのディスプレイを搭載し、薄型を最大の特徴としたモデルになるものと思われますが、現在はiPad Pro専用として発売されているペンデバイス「Apple Pencil(アップルペンシル)」に対応すると報じられています。
「iPad Air3」がApple Pencilに対応か
9to5Macによると、独自の情報源から「iPad Air3」がApple Pencilに対応するとの情報を得たとのこと。
Apple has also been testing versions of the 9.7-inch iPad panel that are compatible with the Apple Pencil, according to sources.
引用元:Apple likely to debut iPad Air 3 at March event; new Apple Watch models revealed | 9to5Mac
Apple Pencilは、筆圧を検知して線の太さを変えたり、傾きを検知してペンの中心に近いところは濃く、遠いところは淡くするといった濃淡を変えることも可能、反応も非常に早く、指と同じ感覚で使える高性能なペンデバイスです。
これまでiPadの利用シーンは少なく、購入したけどあまり使っていないという人は多くいるかと思いますが、Apple Pencilによって「描く」という新たな利用シーンが提供されました。ただ、iPad Proの価格設定は非常に高いため、カンタンに利用することはできず、メインモデルの「iPad Air3」での対応を望む声も多く聞かれます。
なお、先日リークされた「iPad Air3」の図面では、iPad Proに搭載された4スピーカーオーディオの存在も確認されました。この図面の信ぴょう性は低いものと思われますが、もし真実であれば「iPad Air3」は、薄型を保ったまま、「Pro」化を果たすことになりそうです。
iPadの販売台数は-25%のマイナス、収益もマイナスで「iPad Pro」も効果なし
アップルが発表した2016年度第1四半期の業績によると、iPadの販売台数は前年同期比で-25%の大きなマイナス成長を記録しました。売上でも-21%と、価格が高く設定された「iPad Pro」の投入も大きな効果はなかったようです。
ここ数年、iPadはマイナス成長を続けており、巨大な「Pro」薄型の「Air」小型の「mini」を投入したものの、いずれも業績を回復させるには至りませんでした。iPad miniについては、縮小の傾向をたどっているのか、ここ数年は小規模なアップデートが繰り返され、スペシャルイベントでも小規模な扱いになっています。
今年の業績は、1年半ぶりのアップデートになる「iPad Air3」にかかっているものと思われますが、どういったタブレットになるのでしょうか。
「iPad Air3」は3月14日の週に開催されるスペシャルイベントにて、4インチ・新型「iPhone 5se / 6c」、Apple Watchの新しいバンドと共に発表されるようです。
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