Twitterが、3月1日に安全のための最新の改善点を発表しました。
改善点はいくつか発表されていますが、最も注目すべき改善点はキーワード指定でミュートされたツイートをタイムラインから非表示にする機能改善です。これは多くのTwitterユーザーが待っていた機能です。
攻撃的な行為を行うアカウントを自動識別して一定期間の制限を与える新機能
現在は攻撃的なツイートまたはアカウントを発見した場合、Twitterに報告することで改善に繋げることができますが、今後、Twitterではアルゴリズムによって不適正な行為が明確に認められた場合に、攻撃的アカウントからのツイートをフォロワーだけが確認できるなど一定期間制限する処置を行うとのこと。
@ツイートではない形で誰かへの攻撃的な内容のツイート行っていたり、Twitterのルールで禁じられている行為を行っている場合でも攻撃的アカウントとして判断されるとのこと。なお、新しいツールのため間違いが起きる可能性があるものの、日々継続的に改善していくとしています。
アカウントをタイプ指定でフィルタリングできる新機能
新しいフィルタリングオプションとして、プロフィールページに画像が設定されていない=つまり、デフォルトのタマゴアイコンが設定されているアカウント、メールアドレスや電話番号が登録・認証されていないアカウントなど特定タイプのアカウントからの通知をフィルタリングできるオプションが追加されます。
攻撃的なツイートを投稿するためだけにアカウントを作成するケースも多く確認されていますが、フィルタリングオプションが拡充することで予防策になります。
キーワード指定でタイムラインからツイートを非表示に
昨年11月に、あらかじめ登録したキーワードを含む@ツイートを通知タブから非表示にする新しいミュート機能が追加されました。今回のアップデートでは通知タブだけではなく、タイムラインでもキーワード指定のミュートが可能になります。また、1日・1週間・1ヶ月・永久などミュート期間が選べるオプションも追加されるとのこと。
ミュート機能の拡充によって攻撃的なツイートをタイムラインから非表示にできるのはもちろん、今放送しているドラマやスポーツのネタバレワードを含むツイートをミュートにすることもできるはずです。この機能は順次提供される予定となっています。
報告プロセスの透明性とオープン性の改善
現在、攻撃的なツイートを報告すると、そのままの状態で実際に対処されたのかわからない状態でしたが、今後は嫌がらせアカウントやツイートに関する報告を行い、対象のアカウントに対して必要な措置を行う際にTwitterから連絡をするとしています。
この連絡はTwitterアプリの通知タブ上で確認できるとしています。
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