Geminiアプリに動画生成機能が追加。テキストや写真からAIが音声付きのショート動画を生成
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。
GoogleがAIアシスタント「Gemini」アプリに動画生成機能を追加しました。
iPhoneまたはAndroidスマートフォンでGeminiを起動し、テキストを入力するだけでAIが音声付きのショート動画を生成します。またスマホで撮影した写真などか動画を生成することも可能です。
なお、機能を利用するには、Google AI UltraまたはGoogle AI Proのサブスク契約が必要です。
Geminiで動画を生成するには、アプリを開いて「動画」をタップし、作りたい映像のイメージをテキスト入力するだけ。
すぐにオリジナルの動画が自動で生成されます。

また、スマホで撮影した写真や保存した画像から動画を作ることもできます。
写真を選択し、どのような映像にしたいかをテキストで指示するだけ。数分待てば、AIがそれに応じた動画を生成してくれます。
ただし、機能の公開直後ということもあるのか、「現在リクエストが多数届いているため、対応できませんでした。しばらくしてもからもう一度お試しください」と表示され、動画の生成に失敗することが多くなっています。
どういったテキストを打っていいかわからない場合は、Googleが公開したデモ動画が役立つかもしれません。
- 「風船の牛に乗ったカウボーイ」
- 「80年台の日本のブリキロボットが「Whao!I can't talk...」と叫んでいる」
- (猫の写真を選択してから)「カメラが引いていくと他の猫のバンドが登場。ディスコボールが吊り下がっている。猫たちは楽器を演奏して、クールなインディートラックを奏でている」
この動画生成は、Google DeepMindが開発した最先端のAI動画生成モデル「Veo 3」によって実現されています。モデルはクラウド上で動作し、高度な映像生成を可能にしています。
なお、写真を使って動画を生成する場合は、クラウド上で処理されるため、プライバシーの取り扱いには注意が必要です。
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