高速無線通信免許はWILLCOM、アッカが濃厚
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

総務省は15日、高速でインターネット接続が可能な高速無線通信免許を最大2社に割り当てる方針を発表した。
ADSL大手のアッカ・ネットワークスが「WiMAX」、PHS最大手のWILLCOMが「次世代PHS」を引っさげて高速無線通信免許の取得に名乗り出ている。
総務省が発表した免許条件は、認定から3年以内のサービス開始、5年以降に人口カバー率50%、無線設備の開放など。NTTドコモやau、ソフトバンク、イー・モバイルの4キャリアには基本的に申請を認めない。(参入する場合は条件を満たした新会社の設立が必要となる。)
現時点で総務省が発表した条件を満たしているのはアッカとWILLCOMのみ。両社ともに賛同コメントを発表したが、WiMAXの実証実験を以前より行ってきたにも関わらず参入が難しくなったNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルは総務省の方針に反発し、6月15日までに具体的な意見をまとめて反論する。
ちなみに、NTTドコモは「今後も参入の方針は変わらない。」、KDDIは「期待に反する」とコメントしている。(情報元:フジサンケイ ビジネスアイ)
確かにこれまで実証実験をやってきたにも関わらずいきなり「参入したいなら新会社設立してね」なんて言われてもって感じですね^^;総務省の“市場の活性化のため”というのもわかるんですがSIMロック解除の問題にしろ急かし過ぎているのではないかと・・・。
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