電気通信事業者協会(TCA)が2008年10月末の携帯電話とPHSの契約数を発表しました。携帯電話とPHSを合わせた累計契約数は1億969万7600となり、携帯電話のみの累計契約数は1億513万3800となりました。8月の契約数から30万200の純増となっています。
キャリア別の純増数ではソフトバンクモバイルが11万8400で1位、イー・モバイルが10万2500で2位、auが4万6700で3位、NTTドコモが3万2700で4位となっています。
Touch Diamond人気でイー・モバイルがついに月間10万の純増。
先月と比較すると、ソフトバンクモバイルは-24400、イー・モバイルが+43200、auが-28200、NTTドコモが-97000となっています。
イー・モバイル以外のキャリアが先月と比較して数字を落とした結果となりました。
イー・モバイルが大幅に純増数を上げた理由としては、10月10日に発売された「Touch Diamond」の人気ではないでしょうか。
ソフトバンクモバイルやauが万単位で純増数を落としてる原因としては新製品発表による買い控えの影響があったようです。
さて、気になるのはNTTドコモの-97000と大幅に数字を下げている事。NTTドコモもソフトバンクモバイルやauと同様に買い控えの影響があったわけですが、大きく数字を下げたもう一つの原因として先月「パケ・ホーダイ ダブル」によって純増数を大幅に上げた反動があったのではないかと考えられます。
MNPの利用状況は、ソフトバンクモバイルが+1万4200、イー・モバイルが+700、auが-1600、NTTドコモが-1万3300となりました。
ソフトバンクモバイルとイー・モバイルがMNPでプラスとした原因としては「iPhone 3G」や「Touch Diamond」が考えられます。それに応じてauやNTTドコモがマイナスとしているのでしょう。
というわけで今月もソフトバンクモバイルが首位を獲得し18ヶ月連続首位となりました。
iPhone 3Gの販売台数落ち込みによって10月はどうなるかなーと思っていましたが、無事首位を獲得することができましたね。ソフトバンクモバイルが純増数1位をキープできる原因としてはiPhone 3Gよりも通常の携帯電話が大きく純増に影響しているようです。
これまで絶不調だったauはなんとか最下位から脱出し、3位となったわけですが先月比としてはまだマイナスなわけで新製品のラインナップを見てもまだまだ安心はできません。
2008年秋冬モデルの発表・発売によって今月はどう数字が動くのか注目したいですね!