2013年冬モデルの投入見送り、スマートフォンの開発から撤退すると報じられていたパナソニックモバイルコミュニケーションズですが、日本経済新聞が法人および海外向けのスマートフォン開発は継続させるものの、日本の消費者向けのスマートフォン開発からは撤退すると報じています。
携帯電話(フィーチャーフォン)の開発は継続
パナソニックは経営不振を理由として今年4月に携帯電話事業と基地局事業を切り離し、新たに設立したパナソニックモバイルコミュニケーションズにて携帯電話事業を手がけていくと発表しましたが、ドコモが特定の機種を優遇する「ツートップ」を導入したことで経営改善は望めないとして携帯電話事業から撤退するとみられていました。日本経済新聞の報道によると、企業と海外向けのスマートフォン開発および携帯電話(フィーチャーフォン)の開発は行うものの、日本の消費者向けのスマートフォン開発からは撤退し、2013年冬モデルについても供給しないとのことです。
来年3月までに、スマホの唯一の自社拠点であるマレーシア工場での生産をやめる。供給先のNTTドコモ向けにも、今冬以降は新製品は供給しない。企業向けに開発する専用端末や、外部企業に設計・生産を委託する海外向け端末を除き、スマホ事業から撤退する方向だ。従来型の携帯電話は中国・北京の拠点で生産し、日本国内での販売を続ける。
引用元:パナソニック、個人用スマホ撤退へ 基地局事業も売却 :日本経済新聞
また、今年4月の再編でパナソニックモバイルコミュニケーションズから切り離し、別会社に統合した基地局事業は売却すると伝えています。
4月に大きな再編を終えたばかりのパナソニックですが、日経の報道どおりであれば、再度大きな再編を行うことになりそうですね・・・。
▼昨日公示された技適証明を受けた機器一覧にはパナソニック製のP-01Fなど2機種が含まれていましたが、幻の機種になってしまうのかもしれません。
・ドコモの2013年冬モデルが大量に技適を通過!
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