Google I/O 2014で正式発表された「アプリインデックス(App Indexing)」は、Googleの検索結果から特定のアプリを直接起動できる新機能です。
例えば、Googleでハンバーグのレシピを検索し、検索結果画面に表示されるリンクをクリックすると、ハンバーグのレシピが表示された状態でクックパッドのアプリが起動するというもので、アプリのトラフィックが増えてきている今、ユーザーにとっても嬉しい機能です。
日本ではクックパッドなどがアプリインデックスに対応
「アプリインデックス」は、2014年6月にGoogle I/O 2014で発表されたばかりのサービスですが、2013年11月にからテスト運用が開始されていて、既にクックパッドやヤフオク、楽天市場、ホットペッパーグルメ、タウンワーク、pixiv、WEARなどのアプリが「アプリインデックス」に対応しています。実際にアプリインデックスを利用するには、Googleにて「ハンバーグ レシピ」など対応アプリに関連するキーワードで検索をします。
すると、通常のリンクとは別にアプリインデックス用のリンクが表示されるので、このリンクをタップすると、アプリがインストールされている場合のみアプリが起動されます。
Google I/Oで披露されたデモではアプリのアイコンも表示されていましたが、今のところアプリのアイコンは確認出来ませんでした。
また、アプリが対応していてもヒットした全てのリンクに対してアプリインデックスが表示されるわけではない様子。さらに、アプリがインストールされてない状態でリンクをタップした場合、アプリのインストールを促すわけではなく、そのままブラウザにてリンクが開かれてしまうため、事前にこの機能を知ってないと使いこなすのは難しいと感じました。
ただ、アプリにはウェブにない機能が実装されていることも多く、ウェブで開いたものをアプリで見たいということは結構あるのではないでしょうか。また、アプリの開発者にとっては公式アプリへの誘導もウェブから行えるのは嬉しいところだと思います。(前述したとおりアプリのインストールを促すことはありませんが・・・
ちなみに、最も実用的なのがクックパッドだと思いますが、料理名に加えて「レシピ」や「作り方」というキーワードで検索するとアプリインデックスが表示されますよ。
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