Apple Watch用の「Nikeスポーツバンド」をレビュー。バンドの素材には高性能フルオロエラストマーを採用することで、強靭な耐久性を誇りながら驚くほどソフトな肌触りを実現。ワークアウトに特化したバンドをレビューする。
It's GOOOOD!!
- スポーツバンドと変わらないお手ごろな価格
- 蒸れにくい通気性
- バンドと手首の間に汗がたまらず快適
- すべてのApple Watchと互換性あり
TOUGH...
- 装着穴のピッチがノーマルバンドと同じ
- 女性向けのカラーなし
ワークアウトのやる気を奮い立たせるApple Watchバンド
新しいケイデンス(SPM)・経過時間・ペース・心拍数(BPM)・走行距離などのワークアウト情報をひと目で確認できるビッグディスプレイを備えた「Apple Watch Series 4」(レビュー記事)に合わせて「Nikeスポーツバンド」を購入した。
「Nikeスポーツバンド」の特徴はノーマルのスポーツバンドよりも多く空けられた通気穴だ。両方のバンドには高性能フルオロエラストマーが使用されているため、どちらも肌触りが良く快適な装着感を得られるが、通気穴がまったくないスポーツバンドは夏場や長袖を着る季節、そしてワークアウト時は手首に汗が溜まり、蒸れて不快に感じることも多い。Nikeスポーツバンドならば通気穴によって手首とバンドの間に汗が溜まりにくく快適にワークアウトを消化できる。
縦3列に確保された通気穴のうち中央の穴はピンを差し込んでバンドを固定できる。多く確保された通気穴によってNikeスポーツバンドの方がバンドの質感はソフトだが、穴のピッチはスポーツバンドと同じため、スポーツバンドからNikeスポーツバンドに変えてもフィット感は対して変わらない。
カラーラインナップは「アンスラサイト/ブラック」「ピュアプラチナム/ブラック」「ブラック/ボルト」の3色。いずれもツートーンカラーで今回購入したブラック/ボルトは最もスポーティなカラーで普段使いは少し難しい。パッケージにはS/MとM/Lのバンドが同梱されているためサイズ選びで困ることはないはず。
なお、40mmまたは44mmとプリントされているため、Apple Watch Series 3以前のモデルを利用していて、直営店のApple StoreでNikeスポーツバンドを購入する場合は少し混乱するかもしれないが、Nikeスポーツバンドはすべてのモデルで利用可能だ。40mmと38mm/42mmと44mmに互換性があるのでこれから購入する人は頭に入れておくと良い。
調査会社Creative Strategiesによれば、Apple Watchの利用用途はメッセージなど通知の確認がトップだという。2位は着信拒否、3位と4位にはアクティビティの確認、ワークアウトの記録と続く。秋になって涼しくなり、スポーツがしやすい季節になった。しかし、イマイチワークアウトをやる気が起きないという人は新しいApple Watchのバンドを買ってやる気を起こさせるのも一つの手だ。販売価格はノーマルのスポーツバンドと同じ税抜き5,800円。
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