AppStoreで海外でのみ公開されているアプリまたはゲームをダウンロードしたい時があります。
代表的なアプリがFlickrです。iOSの設定画面からアカウントを追加できるにも関わらず、日本のAppStoreからFlickrのアプリをダウンロードすることはできません。
今回は海外のAppStoreにアクセスしてアプリをダウンロードする方法を紹介します。
1.海外用のアカウント(Apple ID)を作成する
地域設定の変更による海外AppStoreへのアクセスが不可能に
少し前までは日本で作成したアカウントの地域または言語設定を海外に変更するだけで、海外のAppStoreにアクセスすることができましたが、現在は海外の住所で登録されたクレジットカードまたはPayPalアカウントを入力しないとエラーになってしまいます。
いちからApple IDを作るとクレジットカードなどを登録しなくてもいいので、海外のAppStoreにアクセスするためのApple IDを作成しましょう。
当然ながら、支払い情報を入力しないため無料アプリのダウンロードに限定されます。
海外用のApple IDを作る
Safariで、Apple ID管理サイトにアクセスして一番下にある「Apple IDを作成」をタップします。
メールアドレス、パスワード、秘密の質問などを入力して「続ける」をタップします。
入力したメールアドレスに送信された確認コードを入力して「確認」をタップします。これでApple IDの作成は完了です。
2.海外用のApple IDでAppStoreにサインインする
AppStoreを起動したら「おすすめ」タブを選択後、一番下までスクロールして「Apple ID: 〜」をタップして「サインアウト」を選択します。
次に「サインイン」をタップして、「既存のApple IDを使用」を選択して、海外用のApple IDのアカウント情報を入力して「OK」を選択します。
続けて「レビュー」を選択して、アカウント情報を入力します。地域設定で「United States」など海外を選択します。利用規約が表示されるので「Agree」をタップします。
今度はポップアップが表示されるので、もういちど「Agree」を選択して、支払い情報や住所を入力して右下の「Next」をタップして、Congratulationsの画面で右上の「Done」をタップします。
直後にサインインとTouch IDで購入する場合のパスコードの入力が求められます。入力後に海外のAppStoreにアクセスすることができます。
3.日本のAppStoreに戻す
海外限定で公開されているアプリのダウンロードが完了したら、日本のAppStoreに戻しましょう。
AppStoreを起動したら「Featured」タブを選択後、一番下までスクロールして「Apple ID: 〜」をタップして「Sign Out」を選択します。
次に「Sign In」をタップして、「既存のApple IDを使用」を選択して国内用のApple IDのアカウント情報を入力して「OK」を選択します。