格安SIM/格安スマホを提供する「DMM mobile」が、4月14日以降に発生した「平成28年熊本地震」を受けて2GBのデータ通信量を順次追加することを発表しました。
DMM mobile、熊本県内のユーザーに2GBのデータ通信量を順次追加へ
DMM mobileによると、契約住所が熊本県内になっている契約者全員に2GBのデータ通信量を4月19日以降、順次追加するとのこと。
なお、2GBのデータ通信量は、2016年4月末まで利用が可能。5月に繰り越すことはできません。
内閣府は、4月15日時点で熊本県内全45市町村に災害救助法を適用しており、ドコモ・au・ソフトバンクといった主要携帯3社も災害救助法が適用された地域を対象にデータ通信量を無制限または10GBのデータ通信量を追加するなどの支援措置を行っています。
格安SIM/格安スマホを提供する事業者では、mineoがフリータンク(※)の引き出し期日を前倒しする支援措置を講じていますが、データ通信量を追加する支援措置は確認されていません。
料金が安いだけにこういった措置の提供は難しいと思われますが、業界最安標準を謳うDMM mobileが提供したことをキッカケに他のMVNO事業者からも支援措置が発表されるかもしれません。
※フリータンクとは、ユーザー間でシェアするデータ通信量。余ったデータ通信量や、利用期限が切れそうなデータ通信量をユーザーがフリータンクに補充し、自由に引き出すことができます。
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