2月13日、Androidの父アンディ・ルービンが設立したEssential Productsが閉鎖を発表した。設立から4年足らずで活動終了となる。
スティック型のスマートフォン「GEM」が製品化ならず閉鎖に
Essentialは、後にGoogleに買収されるAndroid社を設立したアンディ・ルービンが2015年に立ち上げたスタートアップ企業。
設立から2年後の2017年に初めてノッチを搭載したAndroidスマートフォン「Essential Phone」を発売。当時、アンディ・ルービンは「毎年のように買い換える必要がなく、不要なアプリがインストールされていないスマートフォンを作りたかった」と語っている。
「Essential Phone」には、360°カメラを取り付けられるほか、ピュアなAndroidを搭載しアップデートが即時配信されることで好評だったが売り上げは乏しかった。
一方、同時期に発表されたスマートスピーカーの「Essential Home」は製品化されず。昨年10月に発表したスティック型のスマートフォン「GEM」についても後日詳細を案内するとしていたが製品化が困難と判断し会社ごとクローズすることになったようだ。
なお、Essentialは閉鎖のアナウンスと共に「GEM」のビデオも公開している。
閉鎖にともない「Essential Phone」のアップデートは2020年2月3日提供分が最後となる。デバイスは引き続き利用できるが、今後はアップデートやカスタマーサポートは受けられないとのこと。
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