不思議な話ですがAndroidで最も長期のアップデートを提供しているのはOSを開発しているGoogleではありません。パートナーのSamsungです。
Google Pixelでは、発売から3年間のOSアップデートと5年間のセキュリティアップデートを保証するのに対して、Samsungは多くのGalaxyデバイスで4世代のOSアップデートと5年間のセキュリティアップデートを保証しています。
Googleはこの不思議な状況を変えようとしており、今年秋に発売するPixel 8シリーズでアップデート期間をiPhoneに匹敵するまで大幅に延長すると噂されていますが、直近で報じられたレポートによれば、iPhoneも超えるようです。
iPhoneを超える長期アップデートに
91mobilesとKamila Wojciechowskaによると、Pixel 8およびPixel 8 Proでは、アップデート保証期間が現在の5年から7年間に延長されるそうです。
アップデートと言ってもOSアップデートとセキュリティアップデートは別物で現在はそれぞれ3年間と5年間保証ですが、91mobilesは「7 years of OS and security updates」とレポートしており、OSアップデートも7年保証されることになります。
これはiPhoneを超えるものです。今年、Appleは2017年に発売したiPhone XおよびiPhone 8のOSアップデートを打ち切り、5世代・約6年で終了しました。
7年後にPixel 8シリーズが快適に動作するのか、そして7年間も使用するユーザーがいるのかはわかりませんが、アップデートの長期保証は安心して購入できる大きなメリットです。Androidと違ってiPhoneを購入する際にアップデートがいつまで提供されるか不安に思うユーザーはほとんどいません。
使用可能年数が伸びることに直結するため、噂される値上げに納得する人もいるでしょう。
Googleに追従するメーカーも出てくることも期待したいです。SamsungやAQUOS R8シリーズで最大3回、最大5年保証を発表したシャープには期待できるかもしれません。
逆に追従しないメーカーの端末やキャリアはこれまでよりも敬遠される可能性があります。
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