Appleが9月15日に開催したオンラインイベント『California Streaming』後に、iOS 15|iPadOS 15|watchOS 8の配信日を現地時間9月20日と正式発表しました。
iOS 15の新機能
外出自粛で利用機会が増えるビデオ通話「FaceTime」は、機械学習を活用して雑音を遮断し、声を優先的に届けることでクリアな音声で会話のやり取りができる「ボイスアイソレーション」や背景をぼかせるポートレートモード、AndroidおよびWindows対応、ミュートのまま話すと解除するよう通知する機能など大幅にパワーアップします。
ブラウザの「Safari」は、アドレスバーが画面下部に移動し、ジェスチャー操作でタブを切り替えられるなど操作性が改善。タブページやスタートページのデザインも一新されるなど、近年では最大のアップデートです。
AirPodsは、「探すネットワーク」に対応することで、全世界のiPhone、iPad、Macが追跡し、離れた場所に置き忘れたときでも今どこにあるかを地図上で確認可能できます。さらに、AirPodsから離れると警告を表示して紛失を防止できる待望の機能が追加。
無料で5GBしか利用できないiCloudは、一時的なバックアップを作るために必要な容量を最大3週間・無料で提供することで、すべてのアプリ・データ・設定をバックアップして新しいiPhoneに引き継げます。
iOS 15の新機能と対応機種は以下の記事で詳細にまとめています。
iPadOS 15の新機能
iPadOS 15は、アプリを同時に起動・操作できるマルチタスキング機能が大幅に進化するアップデートです。
大画面でプレビュー表示できる「センターウィンドウ」や利用頻度が多いアプリを「シェルフ」に入れて好きなときに出し入れできる新機能が追加され、アプリの同時起動や起動するアプリの入れ替えといったマルチタスク操作もカンタンになります。
ホーム画面はアプリごとではなくページを丸ごと非表示にできるほか、ウィジェットをホーム画面の好きな位置に配置できるなど、昨年、iPhoneでトレンドになったホーム画面のアレンジがiPadでも起きるかもしれません。
Apple Pencilは、どこでもすぐにメモが取れる「クイックメモ」に対応。Apple Pencilを使って画面の端から中央に向かってスワイプすると、小さなメモ用紙が表示されて手書きで素早くメモできます。
さらに、Macのトラックパッドやマウス、キーボードを使ってiPadを操作できるMacとiPadの強力な連携機能「ユニバーサルコントロール」も登場します。
iPadOS 15の新機能と対応機種は以下の記事で詳細にまとめています。
watchOS 8の新機能
watchOS 8では、ストレスを減らしたり、体と心をリラックスさせることができるマインドフルネスを手軽に実践できる新しい「マインドフルネス」アプリが登場します。
マインドフルネスは、定期的なマインドフルネスの実践によって気持ちが前向きになり、心理的に優れた状態にできるもので、呼吸アプリとApple Watchに表示される優しいアニメーションやメッセージと共に集中力を高められる新機能「リフレクト」で構成されます。
睡眠時の呼吸数を記録できる機能やポートレート写真から文字盤を作り出す機能も追加されるwatchOS 8の新機能と対応機種は以下の記事で詳細にまとめています。
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