iPhoneを使っていて最も不便なことは、ホームボタンのないiPhoneでは、パーセント表示のバッテリー残量を常時表示できないことです。
Appleはノッチを導入したiPhone Xの発売を機にバッテリー残量のパーセント表示のオプションを削除。それ以降のモデルでは、コントロールセンターやウィジェットでの表示を強制しています。
便利なオプションが削除された要因はステータスバーの表示エリアを狭めていたノッチではないかと考えられていましたが、ノッチの面積を小さく変更し、ステータスバーの表示エリアを広くしたiPhone 13シリーズでも対応しませんでした。
Appleは、ついにこの方針を撤回し、9月の正式配信が予想されるiOS 16にて、バッテリー残量をパーセント表示できるオプションを追加するようです。
iOS 16で最も嬉しいアップデートの1つ
日本時間8月9日に公開されたiOS 16ベータ5にて、バッテリー残量をパーセント表示できるようになったと多くのベータユーザーが報告しています。ただ、残念ながらiPhone 13 miniなどのコンパクトモデルや低解像度の液晶ディスプレイを搭載した機種では利用できません。
The battery percentage is back in the status bar with iOS 16 beta 5, and it looks lovely 🎉 pic.twitter.com/aY6zGBABQU
— Federico Viticci (@viticci) August 8, 2022
あくまでもベータ版での提供のため、正式版で提供されるかはわかりませんが、機能的に実現が難しいものではないため、正式版で提供される可能性は高いでしょう。
iOS 16の注目機能は「史上最大の変更」とされるロック画面のアップデートと言われていますが、人によってはバッテリー残量のパーセント表示オプションの追加の方が嬉しいかもしれません。
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