Appleが日本時間7月7日に公開したiOS 16ベータ3にて、2007年1月の初代iPhone発表時にスティーブ・ジョブズがロック画面に設定していたカクレクマノミの壁紙が追加されました。
この壁紙は実際に発売されたiPhoneに収録されることのなかった幻とも言える壁紙ですが、15年後の今になって、iOS 16ベータ3をインストールしたiPhoneで利用可能になりました。
初代iPhoneの発表時のみ使われた“ニモ”の壁紙
iOS 16 ベータ3をインストールしたJack Robertsによると、ロック画面の追加またはカスタム時にカクレクマノミの壁紙が追加されたとのこと。
カクレクマノミの壁紙には、時計の手前に被写体の一部を表示する新機能「マルチレイヤーエフェクト」も適用されていることがわかります。
Has anyone else noticed this in iOS 16 Beta 3? pic.twitter.com/ywiC0MsfJr
— Jack Roberts (@jacklroberts) July 6, 2022
この壁紙が表示されるユーザーもいれば、表示されないと報告するユーザーもいるようで、表示されない場合はソフトウェアのバグに遭遇していると思われます。
不具合が解消されるまで待てず、いますぐ利用したい場合は、9to5Macが公開している壁紙を設定してみましょう。
なお、カクレクマノミの壁紙は、初代iPhoneが発表された2007年1月のMacworld Expo 2007にて使用されたもの。登壇したスティーブ・ジョブズがiPhoneの電源ボタンを押してスリープを解除した後、画面を横にスライドしてロックを解除するだけで歓声が起きました。
今ではなんて事のない動作ですが、ジッパーを開けるように画面ロックを解除するインターフェースは当時画期的でした。
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