2019年に配信がスタートしたiOS 13にて、iPhone 5s|6|6 Plusがアップデート不可となって以降、すべてのiPhoneは最新バージョンにアップデートすることができました。
2015年に発売されたiPhone 6sでさえもiOS 15の対応機種に含まれていて、OSアップデートの提供期間が6年間にも及んでいます。きっちり3年でアップデートできなくなるGoogleのPixelスマートフォンと比べると驚異的と言っていい長さです。
残念ながら来年リリースされるiOS 16にはアップデートできないかもしれませんが、不満を持つ人はごくわずかでしょう。
合計7機種が最新OSにアップデートできず?
フランスのiPhone専門メディアiPhoneSoftがAppleのマップアプリに関わる人物から得た情報として、iPhone SE、iPhone 6s、iPhone 6s Plusの3機種がiOS 16のアップデート対象機種から外されると報じています。
iPadOS 16では、iPad mini 4、iPad Air 2、iPad 5、2015年に発売されたiPad Pro 9.7および12.9インチが対象機種から外れるとのこと。つまり、A8|A8X|A9|A9Xチップを搭載している7つのデバイスが次期バージョンにアップデートできなくなる可能性があります。
iPhoneSoftは過去にも次期バージョンの対応機種をApple内部から入手していますが、概ね当たっているものの外した事例(機種)が多くあります。iOS 13の初期予測では、iPhone SEが対象外になると報じ、iPadOS 14ではiPad mini 4とiPad Air 2がアップデートできなくなると報じていました。iOS 15でもiPhone 6sとiPhone SEはアップデートできないと伝えていましたがこれも間違っていました。
信憑性については怪しいと言わざるを得ませんが、これまで6年間もOSアップデートをサポートしてきたスマートフォンが7年目で打ち切りになっても誰も驚かないはずです。
4インチのコンパクトなiPhone SE愛用者にとってはショックかもしれませんが、iOS 15の配信開始と共に、最新バージョンの1つ前のバージョンには重要なセキュリティアップデートが提供されるようポリシーが変更されました。最新バージョンにアップデートして最新の機能を利用することはできないものの1年間は安全な状態でiPhone SE、iPhone 6s、iPhone 6s Plus等を使い続けられます。
2022年春には5G対応のiPhone SE3が発売されるとの噂もあります。4インチの最新モデルはもう発売されない可能性が非常に高いですが、アプリやウェブも4インチのデバイスに最適化していないものがほとんどなのでさすがに買い替えどきでしょう。
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