Photo by mysmartprice
早ければ今週中にも開催が案内されるAppleのスペシャルイベントで発表の可能性がある新型iPad Proの新しい情報が久しぶりに伝えられた。
顔認証「Face ID」は横向きでも利用可能に
9to5Macが接触した新型iPad Proの開発に精通している人物によれば、新型iPad Proは、Wi-FiモデルにiPad8,1、iPad8,2、iPad8,5、iPad8,6が割り当てられ、CellularモデルにiPad8,3、iPad8,4、iPad8,7、iPad8,8が割り当てられるという。
新型iPadは10.5インチと12.9インチの2サイズ展開と噂されているため、識別子はWi-FiとCellularモデルでそれぞれ2つずつとなるはずだが、4つずつ存在することになる。これが何を表しているのか不明だ。
iOS 12にアップデートしたiPadでは時間の表示が中央から左端に移動したことで、噂されていたノッチレスディスプレイは実現しないとの予測もあったが、やはりノッチレスかつベゼルレスのディスプレイになるという。
ベゼルに配置されていたホームボタンは廃止され顔認証「Face ID」に移行される。なお、TrueDepthカメラを配置するには十分なベゼル幅が確保されるという。
現在の顔認証「Face ID」はデバイスを縦向きにした時にしか動作しないが、新型iPad Proでは向きに関わらず利用できるようだ。横向きでFace IDを利用するために専用のハードウェアが必要になるか、ソフトウェアのアップデートだけで実現するかは不明とのこと。
ソフトウェアアップデートだけで対応可能であれば、iPhoneでも同じ様に顔認証できる可能性がある。朝起きてiPhoneのロックを解除するときには便利だが、現在提供されているベータ版のiOS 12.1では縦向きでしか利用できない。
噂どおり新型iPad ProはiOSデバイス初のUSB-C搭載デバイスとなるようだ。USB-Cポートを利用することで4K HDR映像を外部ディスプレイに出力できるという。また、同機能の追加にともない設定パネルが追加されるとのこと。
アクセサリー関連では新型Apple Pencilがリリースされるようだ。AirPodsやHomePodのようにデバイスに近づけただけで接続が完了する。現在はApple PencilをLightning端子に接続する必要があるが、面倒な作業が不要になるということだ。
また、背面には新しいSmartConnectorが搭載され、新しいSmart Keyboardやサードパーティのアクセサリーなどさまざまなアクセサリーが利用できるとのことだが詳細は明らかにされていない。
過去の傾向からすると新型iPad Proは10月26日までに開催されるスペシャルイベントで発表される可能性が高い。Appleは開催日の約1週間前に開催を告知するため、早ければ今週にも正式に案内される。
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