4月6日まで発売できないケースが小売店で発見されていた新型iPad Proだが、最新の情報によるとAppleは早ければ4月にも発表を計画しているという。
デザインの変更を伴うメジャーアップデートではないものの、評判の高いM1チップクラスの高性能なプロセッサを搭載することでリモートワーク需要の拡大を狙っているようだ。
最安のiPadや大画面化されたiPad miniも年内登場か
Bloombergが詳しい複数の関係者から得た情報としてAppleが早ければ4月にも新型iPad Proの発表を計画していると伝えている。
新型iPad Proのアップデート内容については、より高性能なプロセッサと改良されたカメラを搭載するとのこと。デザインや見た目は現行のiPad Proと似ていて画面サイズは11インチと12.9インチの2種類になるそうだ。
プロセッサは最新のMacBook AirやMacbook Pro、Mac miniが搭載するApple製のM1チップと同等のパフォーマンスを発揮するという。第4世代iPad Airで追いつかれたiPad Proの処理性能が大幅に進化する可能性がある。
製品版に導入されるかは不明だが、Appleは新型iPad Pro向けのThunderboltも検証しているという。Thunderboltが搭載されれば、USB-Cよりも高速なデータ同期が可能で、より多くの外部モニタやハードドライブなどの周辺機器と接続可能になり、さらにMacBookに近づく可能性がある。
新型コロナウイルスの感染拡大によってリモートワークが増えるなかでiPadの需要が高まっているが、新型iPad ProをMacBookに近づけることでさらなる需要拡大を狙っているのかもしれない。なお、5G対応について言及されていない。
新型iPad ProのほかにもAppleは最も低価格な新型iPadを軽量化・薄型化して今年発売する予定で、7.9インチよりも大きなディスプレイを搭載する新型iPad miniも早ければ年内に発売するとBloombergは報じている。
なお、Appleが現地時間3月23日にオンラインイベントを開催し、新型iPad Proを含む多数の新製品を発表すると噂されていたが、昨日までに案内が行われていないことから少なくとも23日にイベントは開催されない可能性が高いようだ。
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