Twitterは、予告どおりあと数時間で公式アカウントから公式マーク(青バッジ)を取り上げます。これにより芸能人やアスリート、アーティストなど多くの著名人から公式マークがなくなるでしょう。
サブスクリプションサービスの「Twitter Blue」に加入して審査を通過すれば、維持することもできますが、2022年のアスリート年収ランキングでリオネル・メッシに次ぐ推定160億円を稼いだNBAプレイヤーのレブロン・ジェームズは、月額8ドル(日本では月額980円)のTwitter Blueには加入しないと宣言しています。
レブロン・ジェームズは「私の青いチェックマークはすぐになくなると思います。僕のことを知っているなら5ドル(正確には8ドル)を払わないからね」とツイート。
NBAの現役選手として初めて10億ドル(1300億円)以上の資産を保有するビリオネアになったと報じられたレブロンなら一生分どころか何生分ものTwitter Blueに加入しても困らないはずですが、払わないようです。
ドウェイン・ウェイドやアレックス・カルーソといった、かつてのチームメイトからもケチと言われるなど自他共に認める倹約家で、速度制限がかかってもギガを購入せずに無料Wi-Fiを使用し、有料アプリも購入せず、かつては広告付きで無料で音楽を聴いていたと報じられていることをフリに使ったレブロンなりの自虐ネタでしょう。
ちなみに、レブロンは貧困層の多い地元に学費・制服無料、自転車とヘルメット無償提供、2マイル(約3.2キロ)以内は送迎無料、朝食・ランチ・おやつ無料、生徒家族への食料庫無料提供、保護者向けの職業斡旋と高卒認定試験取得支援、アクロン大学進学した時の学費保証といった学校を建設するなど、ただのケチではなく使うところにはお金を使っています。
レブロンのツイート受けて推定年収73億円のNFLプレイヤーであるパトリック・マホームズも子供がいることを理由にTwitter Blueに加入しないとツイートしています。月額8ドルを使うなら青バッジではなく子供に使いたいということでしょう。
青バッジがなくなったとしても、レブロンの5280万人以上のフォロワーやパトリック・マホームズの248万人のフォロワーを確認すれば本人であることは明らかなので偽物だと疑われることはないはず。ただ、これからTwitterを始める著名人は公式マークが付くことはないため、本人のアカウントと認知されるまではTwitter Blueに加入し、審査を通過してなりすましではないことを示す青バッジを得る必要があるかもしれません。
なお、Twitter Blueに加入しないアカウントは4月15日からおすすめタブに表示されるおすすめツイートの選定対象外になり、アンケート機能も利用できなくなると発表されています。
Welp guess my blue ✔️ will be gone soon cause if you know me I ain’t paying the 5. 🤷🏾♂️
— LeBron James (@KingJames) March 31, 2023
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