MacBook Neoが出た今、新しいエントリーiPadに求められること
Yusuke Sakakura
Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

Appleは3月初週を“ビッグウィーク”と位置付け、iPhone 17e、iPad Air、MacBook Neoを日替わりで発表。さらに、AirPods Max 2もサプライズ気味に投入しました。2月には第2世代のAirTagも発売されており、Appleの新製品ラッシュが続いています。
その一方で、発売が噂されながら、いまだ登場していない製品がひとつあります。エントリーモデルのiPadです。
これまでも春に発売されることが多く、学生を中心に人気のある定番機種で、発表を期待している人も少なくないはずです。
A18チップを搭載、Apple Intelligenceに対応か
これまでの噂によると、次期エントリーモデルのiPadは、A18チップを搭載して登場する見込みです。
A18チップについてAppleは、16コアNeural EngineによってA16 Bionic比で最大2倍高速に機械学習モデルを実行できるほか、6コアCPUは30%高速化しつつ、同じ負荷の処理を30%少ない電力でこなせると説明。さらに、5コアGPUも最大40%高速化し、電力効率は35%向上すると案内していました。
なお、現行のエントリーモデルiPadに搭載されているA16は、A16 BionicよりGPUコア数が少ない仕様です。そう考えると、A18へのアップグレードは、より大きな性能向上になる可能性があります。
発売時期は5月ごろ?
新しいエントリーモデルiPadがA18を搭載するのであれば、最大の注目ポイントは、やはりApple Intelligenceへの対応です。
Appleが新しいiPadでApple Intelligence対応を大きく打ち出すのであれば、その目玉機能とされる“パーソナライズされたSiri”の提供時期に合わせて投入する可能性もありそうです。発表がまだ行われていない背景には、そうした事情もあるのかもしれません。
なお、BloombergのMark Gurman氏の最新レポートによると、Appleは新しいエントリーモデルiPadを2026年前半に刷新する計画を進めており、発売時期は5月ごろまで続くiOS 26.4のタイミングが想定されていたようです。
もっとも、パーソナライズされたSiriは当初、iOS 26.4での実装が有力視されていましたが、一部機能は5月ごろ配信と噂されるiOS 26.5に延期され、さらに一部は9月公開見込みのiOS 27までずれ込む可能性も報じられています。
学生にとってベストな選択はMacBook Neo?
もっとも、今年の新生活シーズンにおいて、学生にとって本当に魅力的な入門モデルは、むしろ「MacBook Neo」なのかもしれません。
価格はiPhone 17eと同じ99,800円。ストレージを512GBに増やし、指紋認証のTouch IDを追加しても114,800円に収まります。さらに、ティム・クックCEOが具体的な機種名は挙げなかったものの、「初めてMacを買う人にとって過去最高の立ち上がり」とアピールするほど好調なスタートを切っていることを踏まえると、季節性のニーズにもしっかりはまっている製品といえそうです。

一方、エントリーモデルのiPadは128GBで58,800円と手ごろですが、42,800円のMagic Keyboard Folioを組み合わせると、合計は101,600円に達します。iPad本体は安く見えても、キーボード込みで考えると一気にMacBook Neoと競合する価格帯に入ってしまいます。
そう考えると、エントリーモデルのiPadに今求められているのは、チップのアップグレードやApple Intelligenceの対応だけではなく、価格を据え置いたまま最低ストレージを256GBに引き上げること、そしてキーボードを組み合わせてもMacBook Neoを下回る、手に取りやすい価格の純正アクセサリを用意することなのかもしれません。
















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