2019年発売とも報じられていた新型iPad Pro
iPhone 11シリーズなどが発表された9月のイベントでは登場せず、10月にスペシャルイベントが実施されることもなく噂が途絶えていたが、最新のレポートによると早ければ2020年前半に発売される可能性があるようだ。
3D対応のカメラを搭載か
Bloombergが関係者から得た情報によると、Appleは新しい3DセンサーシステムをベースにしたARおよびVRデバイスの開発に取り組んでいるという。
早ければ2020年前半に発売される新型iPad Proでは、2つのカメラセンサーと3Dシステムの新しいモジュールが搭載され、人やモノの3Dによるモデリングが可能になるとのこと。なお、このセンサーは5Gに対応する2020年後半に発売予定の新型iPhoneにも採用されとのこと。
これまでの噂によれば、新型iPad Proには「iPhone 11 Pro」と同じ広角レンズ、望遠レンズ、超広角レンズで構成されるトリプルカメラが搭載されるとのことだったが、トリプルカメラではなくデュアルカメラと3Dシステムによるものかもしれない。
新型iPad Proに加え、2021年もしくは2022年にVR/ARを組み合わせることで、ゲーム・動画視聴・バーチャル会議にフォーカスしたヘッドセットの発売を目標にしており、2023年にはARメガネを発売する予定。
すでにiPhoneおよびiPadのエンジニアチームは、重要なアプリケーションおよびソフトウェアをVR/ARヘッドセットおよびメガネに搭載される新しい「rOS」に接続するための作業に着手しているようだ。VR/ARには1,000人のエンジニアが取り組んでいて、元NASAのエンジニアや元ゲーム開発者、グラフィックスの専門家などが含まれているとのこと。