次期NexusはLG電子製で決定か、AOSPにコードネームが登場
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

今年も秋ごろに発売されるであろう次期Nexusですが、今年はタブレットは発売されず、スマートフォンが2機種発売されると報じられていました。
次期Nexusスマートフォンは、LG電子とファーウェイが製造を手がけるとも伝えられていましたが、LG電子が手がける可能性はかなり高いと言えそうです。
ソースコードを管理するAOSPに「Bullhead」が登場
Android Policeによると、Androidのソースコードを管理・公開しているAOSPにて、次期Nexusの製造をLG電子が行うことを意味するコメントが見つかったとのこと。
It looks like we got the code names backwards for the Nexus phones. The smaller LG phone is Bullhead and the Huawei is Angler. There’s a comment in AOSP that seems to confirm Bullhead is an LG device (thanks, Kaushik). Everything else is unchanged.
実際にAOSPのコメントを確認してみると、LG電子が製造を手がける次期Nexusのコードネームとされる「Bullhead」の記述が確認できました。
また、Androidのソースコードはメーカーごとにディレクトリを切ってリソース管理されていますが「Bullhead」は、「lge」配下で管理されています。この「lge」はLG Electronicsの略称で、LG電子製のNexus 5も同じディレクトリで管理されています。
発売停止となったばかりのNexus 5の後継機が早くも登場?
もちろん、「Bullhead」というコードネームのNexusデバイスは現在発売されていません。また、Bullheadの存在が明らかになったのは、次期Nexusの製造をLG電子とファーウェイが手がけるという情報と同じタイミング、同じ情報源であることを考えると、昨日お伝えした情報の信ぴょう性はかなり高いと言えそうです。
LGが製造を手がける「Bullhead」は、5.2インチのディスプレイを搭載し、2700mAhのバッテリーを搭載したNexus 5の後継機になるとされており、今年発売停止となった人気のNexusスマートフォンが早くも復活することになりそうです。
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