速報:「Chromecast with Google TV」登場。価格は49ドル、日本は年末発売か
Googleが9月30日に開催したオンラインイベント『Launch Night In』にて今日から米国で発売する新しいストリーミングデバイス「Chromecast with Google TV」を発表した。
Chromecastシリーズとして初めてGoogle TVを搭載。Fire TVのように専用のリモコンでホーム画面を操作するまったく新しいストリーミングデバイスとして49ドルで発売される。
まったく新しい「Chromecast with Google TV」が登場
新製品発表イベントで最初に発表されたのは「Google TV」だった。カンタンに言えばFire TVのようなホーム画面を持ち、リモコンや音声で操作できるプラットフォームだ。
Googleは、Google検索のように知りたいことや欲しいものをカンタンに検索できる感覚を再現したのがGoogle TVで“好みを届けるキュレーター”と説明している。
例えば、映画やドラマなどの動画を視聴するときに探す時間が長くなってしまうことがある。何を見るのか探すためにYouTubeやNetflix、Huluなどいくつものアプリを起動して探している人も多いはず。Google TVでは、そういったストレスから解放するために、さまざまなストリーミングサービスからユーザーに合わせたおすすめの作品を1つの場所で確認できる。
また、見たい映画や番組を発見した時、友だちから教えてもらった時に忘れないようにスマートフォンやPCからすぐに登録できるウォッチリストにも対応。
Google Nestに対応したセキュリティカメラと連携させて玄関の映像をテレビで確認することも可能。YouTube Musicで音楽を聞いたり、Googleフォトのアルバムをテレビに表示して巨大なフォトフレームにすることもできる。
Google TVはさまざまなストリーミングデバイスに導入される予定で最初の製品が「Chromecast with Google TV」となる。
4K HDRのストリーミングに対応する「Chromecast with Google TV」は、これまでのChromecastの機能を維持しながらGoogle TVを搭載することで視聴体験を格段にアップグレードできるデバイス。HDMI端子をテレビに挿すだけでYouTubeやNetflixで配信されている番組や映画を大画面のテレビで視聴できる。
現行のChromecastとの大きな違いは同梱されるリモコン。手に取りやすい流線型のリモコンを利用することで指や声でChromecastを操作できる。Googleアシスタントボタンを押してから見たいものやしたいことを声に出すと画面にコンテンツが表示される。例えば「Netflixで〇〇を再生して」といったことが可能だ。
販売価格は49ドル。今日から米国で販売開始、年末までに販売地域が順次拡大する。日本でも発売される予定だ。
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