日本時間8月18日、Nothing Phone (1)に最新版のアップデートv1.1.3が配信されました。
今回のアップデートでは、電池を長持ちさせる「自動調整バッテリー」機能が追加され、カメラの画質が改善され、爆音だったシャッター音とスクリーンショットの音が小さくなります。
UPDATE:2022/08/23 0:25初出時、自動調整バッテリーではなく、誤ってアダプティブ充電の説明を記載していたので修正しました。
カメラのシャッター音や輝度問題の改善に期待
「自動調整バッテリー」は、時間の経過とともにスマートフォンが使用状況を学習して、使用頻度が低いと判断したアプリの電池使用を制限して電池を長持ちさせる機能です。
カメラの改善では、超広角レンズの彩度向上やズーム使用時のノイズ低減が含まれています。Nothing Phone (1)のレビューでも指摘したようにノイズは目立っていたので嬉しい改善です。
手元のNothing Phone (1)をv1.1.3にアップデートしたところ、爆音レベルに上がっていたシャッター音とスクリーンショット音も大きく改善されていました。
一方、発熱や電池持ちを考慮してユーザーに説明しないままカタログスペックから引き下げられたことが判明したディスプレイの輝度に関して改善があったかどうかはわかりません。
Nothingはユーザーの反応を見てソフトウェアによる輝度の制限を解くことを検討すると説明していますが、ユーザーに説明せず販売した以上は検討ではなく必ず提供すべきです。ユーザーが発熱や電池持ちを考慮できるようオプションとして提供すればいい話です。
Nothing OS v1.1.3のアップデート一覧は以下のとおりです。
- 新機能追加
- Googleのアダプティブバッテリーの有効化オプションを追加。バッテリー寿命をインテリジェントに最適化
- サードパーティアプリ向けの指紋認証UIを刷新
- カメラの改善
- Glyphライティング使用時の画像の明るさと色味を自動調整
- フロントカメラで撮影した写真の鮮やかさ向上
- ナイトモードとHDR写真の処理時間を短縮
- 超広角レンズの彩度を向上
- ズーム時のノイズ低減とシャープネスの増加
- カメラのレンズが汚れているときのリマインド機能を追加
- 不具合の修正とパフォーマンスの最適化
- TwitterやPlayストアなど多数のアプリにおいて、表示の遅延によるカクつき(スタッタリング)の改善
- モバイルホットスポット(テザリング)機能が正しく動作しない問題の改善
- 通知をタップした後に指紋認証でロックを解除しようとするとクラッシュする不具合の改善
- UIの微調整
- 不具合の修正
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